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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第74章 地味派手な彼女の秘密 お相手:宇髄天元 現代パロ



ドロドロに溶かされて行く

自分の形も無くなっちゃいそうな程に

溶けて無くなって行く

気持ち良すぎて 溶けて行くのは

身体だけでなくて
ぐちゃぐちゃになった頭の中と
彼が好きでいっぱいになっちゃってる

この胸の奥も全部 全部

「んぁ、はぁ、ああっ、
めちゃくちゃに…してっ、
宇髄さん…で、滅茶苦茶になりたいッ」

彼に埋め尽くされてしまいたい

ふっと目の前のその顔が笑顔になって
スルッとその大きな手が
私の手が探り当てて来て
指を絡めて手を繋がれて
グッとベッドに押し付けて来るから

「このまま全部、俺のになっちゃってよ?
みくりちゃんの事、全部
俺に、可愛がらせてくんね?
だからさ、俺も全部…あげちゃうけど?」

到底 釣り合わない

対価交換を持ち掛けられる

私と宇髄さんとじゃ
割に合わないのにッ…

「んぅ、…はぁ、…宇髄…さ、ん?」

「だって俺が欲しいって、
ずっと、思ってくれてたでしょ?
だから、みくりちゃんに
あげちゃうって、言ってるの。
貰ってくれる?俺の事、欲しくない?」

欲しいって言ってもいいの?
宇髄さんが欲しいって
貰って欲しいって言われちゃったら

貰ってしまいたい 全部

「欲しい…っ、です、全部
宇髄さんの事、欲しい…ッ」

「だったら、宇髄さんじゃなくて…」

「天元…さんが、欲しい…んあああぁんッ」

そう呼んだ時に
自分の中で彼のモノが膨れ上がって
中が彼に満ちて行くのを感じる

どこもかしこも 彼しかなくて

埋められて染められて行くのを
心地いいと感じて居て

ちゅう…と唇を重ねられて
ズンズンっと彼のリズムに揺すぶられる

「みくりちゃん、俺ね。
割と…じゃなくて、好きかも?
結構ね、好きな感じなんだわ」

チュウ…と首筋に吸い付かれて
チリッとした痛みが走る
吸い付かれた場所に赤い跡が残って

所有の欲がその瞳の赤に溶けて見えるから

「みくり、呼んでくんね?」

ドキッと胸が跳ねた
下の名前はずっと呼ばれてたけど
呼び捨てにされたから

「ああぁんっ、天元っさん…、はぁ
ああぁ、天元…さ、んんぅ、ぁああんッ」

「…このまま、みくりの中で
イって…いい?」

え?ゴム…してる…のに?

その言葉に何となくだけど…
彼はそうしない人なのかな…って

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