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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第74章 地味派手な彼女の秘密 お相手:宇髄天元 現代パロ



多分…だけど

好きに…なっちゃいそう…じゃなくて

もう…私…はッ

宇髄さんの事 好き なんじゃないかって

元々 素敵な人だなって
憧れ…みたいに見てた存在なんだから

でも…っ 好きって気持ち…を

口になんて…してしまったら


自分の気持ちに
ブレーキを掛けられる気がしなくて


どうその質問に答えていいのか
分らないままにいて

私を見つめるその目も
時折キスを落とす
その唇も
私の身体に触れるその指先も

優し過ぎるくらいに優しいから

そうされる度に私の中で
勝手に勘違いを募らせて行ってしまう


「でもさぁ、俺、みくりちゃんの事。
割と、好きかも?」


「…ーーーーーッ!?」

宇髄さんは ズルいと思う

そんな風にそんな事を
そんな声で
そんな顔をして

まして こんな事をしながら言うのは


ズル過ぎる…と思う


だって 

どっちでもいいよって言ってくれてるから


私が彼に 好き って言っても

私が彼に そんなんじゃない って言っても


その言い方なら どっちにでも出来るから


宇髄さんは ズルい…


だって こんなの…

好きになっちゃうに決まってる…から


知らなかった事に
気付かなかった事に
この場限りにするつもりで

蓋をしようとしていた感情が

一気に自分の中で膨れ上がって
自分の中の「好き」が抑えられなくなって

自分の中に留めて置けなくて

言葉にする前に

自分の目尻から溢れて 一筋 零れ落ちた


「……ーーき、好き…、…んんっ
宇髄さん…、の、事が…好きッ…。
なっちゃいそうじゃなくって…ッ」

みくりの目尻から零れた
その一滴を宇髄が舌で拾い上げて

「そ?それ聞いて安心したかもね?
俺、前から、ずっと気になってた感じだし。
でも、ほら、いきなり声とか
掛けられたら引かれちゃうかも…とかね」

トンっと奥に自分の亀頭を押し当てて
のの字を書く様に腰を回しながら
ピストンをさせて来るから
子宮口を刺激されて快感が溢れ出る

「ああぁんんっ、はぁ、んぅ、
あぁあぁん、はぁ、ん、ふぁあッ」

「だって、俺と…こうしたいって
思ってくれてたでしょ?前から」

知ってた?バレてたの?
そんな気持ちで私が宇髄さんの事を
ずっと前から見てたって事…ッ

「んんっ、そ、それはッ…」



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