第74章 地味派手な彼女の秘密 お相手:宇髄天元 現代パロ
「んんっ、ぁ…ぁ、はぁ…、んぅ」
クチ クチ…とクリトリスを弄られる
度に小さな水音が耳に付いて
その音に自分の快楽の耐えながら漏らす
吐息と殺し切れない僅かな喘ぎが混じる
宇髄が嬉しそうな笑みを浮かべながら
自分の耳が拾っている音を
惜しみつつも愛おしむ様にして
スルッと空いている方の手で
自分の耳の縁を撫でて降ろして行く
「もっと…喘がせたく…、なって来たわ」
「んぅ、…はぁ、ダメッ…んんっ」
こんな場所で 前に運転手さんが居るのに…ッ
大きな声出して喘いじゃったら…ッ
音楽 聞いてたって…バレちゃう…
クリトリスを弄る指の動きを
みくりがイキ易い様にして来て
クチクチと僅かに漏れる水音にも
余裕のないリズムが加わる
ダメッ…そんな風にされちゃた…らっ
グイっとその手を
拒む様にして掴むと
クリトリスを弄らせない様に
そこから引き剥がそうとするが
ピッタリと添えらえている手は
びくりとも動かない
ダメッ イク…ッ これ以上…ッ
弄られてたら…イっ…ちゃ…う…
「やっ、これ…以上はっ、許してッ…」
「んー?ダメかな~。嘘はダメでしょ?
俺にここ、弄られちゃって。
もう、イッちゃいそうだから。
このまま、もっと
気持ち良くして?じゃないの?」
でも… もうっ…
「でもっ…、もうっ、ダメなのッ。
ん、はぁ、イ…キ…そう…なの…ッ、
んぁあ、来ちゃうっ、イク…ッ、イ…ちゃうっ」
ガクガクっとみくりが
その奥底から押し寄せて来る
絶頂の前兆に身体を震わせているから
「ちゃんと、俺が、全部
みくりちゃんがそうなる所。
見ててあげるし?イって?
もう、イキそうなんでしょ?みくりちゃん」
こんな所で イッ…ちゃったらダメって
自分の理性が 自分の中から来る
快感の絶頂を遠ざけていて
それがあったから
彼にクリトリスを弄られても
そうならずに居られたのにッ
でもっ イって…だなんて
言われちゃったら ダメって思えないッ
イク…ッ こんな所で…ッ
宇髄さんの手で 気持ち良くなっちゃうッ
グッと大きな声を漏らさない様に
自分で自分の口を塞ぐと
「…――…ーーんん゛ぅっ!!」
声になり切れてない絶頂の喘ぎ声を
自分の手で押し殺して濁らせると
そのまま ズルズルとその場に崩れて
「気持ち…良かった?」