第74章 地味派手な彼女の秘密 お相手:宇髄天元 現代パロ
こんな所で それを出しちゃうって事?
「俺と、みくりちゃんしか
ココに居ないでしょ?
ズボンの上から触ってるだけより、
直接その目で見てみたいとかって…」
そう囁くと 左の耳に宇髄が
口付けて来て…
「なら、キスは…嫌?」
スルッと宇髄の指が
みくりのフェイスラインを撫でて
すぐ目の前にあの整った顔があって
宇髄さんと…キス…
「してもい?」
そう甘い声で 伏し目がちにした目で
見つめられてしまって
クイッと顎に添えた手で
そうしやすい様に 顎を上げられてしまって
その 与えられるキスの予感に
受け入れるべくにして
みくりが瞼を閉じると
ちゅ…ぅ…と 触れて来る唇の感触
今 キス…してるっ
宇髄の手が みくりの後頭部に
スルッと回って来て 髪を一つに
束ねていた髪飾りを外して来ると
留める物が無くなって
パサッ…と みくりの髪が広がる
「髪、降ろしてる方が、可愛い」
そう言いながら 後頭部の
髪の中に手を差し込まれて
スルスルとその宇髄の長い指が
みくりの髪を梳いていく
ゾクゾクっと背筋が震える
触れて来る キスも落ち着かせる様に
優しく優しく触れて来るし
私の髪を梳かすその指も優しいから
恋人にする様な それに戸惑いつつも
甘い痺れが 触れられている部分から起きて
髪を梳かしていた手が背中に降りて来て
背中を滑り降りながら腰に降りて来ると
腰に添えた手でグイっと
身体を宇髄の身体に引き寄せられてしまえば
押し当てられていた唇に
唇を食まれてしまって
ちゅう…と吸い上げられる
角度を変えながら 吸われて
ヌルっと舌が口の中に入って来る
「…んっ、…んんっ…、はぁ…」
甘い甘い宇髄さんのキスに
溶かされてしまいそうだ
キス…って こんなに…も
気持ち…良かった…っけ?
その舌が自分の口の中を這いまわる度に
ジンジンと下が疼いて来る
グイグイと仙骨の辺りに
添えていた手を押し当てて来て
「んっ、…はぁ、ぅ、…あ、…んッ」
その口付けの甘さに応じる様にして
みくりの半開きになった唇の間から
甘くとろとろに蕩けた声が漏れて来る
「声…、かわい…過ぎ、蕩け…てんじゃん」
ふにっと その大きな手が
みくりの胸に触れて来て
ムニムニと揉まれてしまう