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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第74章 地味派手な彼女の秘密 お相手:宇髄天元 現代パロ



いつものバスに乗っていたのに

知らない間に宇髄が自分の隣に居て

他の乗客は誰も居ないし

それも 窓の外の景色は
みくりの見慣れない景色が広がっている

ここ どこ?

「このバス、どこへ向かってるんですか?」

「あー、このバスね、もうとっくに、
駅過ぎちゃってて。バスターミナルまで
ノンストップ。回送だから止まらないんだわ」

「へっ?どうして…起こしてッ」

ここはバスの運転席からは
死角になるから
俯いて居眠りをしていたら
バスターミナルの車庫まで

大分前に一度… 

診療所の近くのお寿司屋さんでの飲み会の後に

眠りこけてしまっていて

車庫の中まで乗っていた事があって

あっちで 運転手さんに起こされた事あったけど


「もう、誰も居ないと思ってるから
運転手さんも、ご機嫌に自分の
スマホで曲聞いちゃってるから、
ちょっとぐらいなら、声も大丈夫かもね?」

ニコッとこっちに微笑みかけて来るから

「え?あの…声、って…」

「いつも同じバスになるけど…、
そう言えば、名前も知らなかったなぁーって。
俺さ、宇髄つぅんだけどね。宇髄天元」

そう 突然の自己紹介をされてしまって
1年以上バスで一緒になって居て
ずっと知らないままでいた

彼のフルネームは 宇髄天元 さんと言うのか

「で、なんつーの?名前」

「みくり…です、
小野寺 みくり」

「ふぅーん、みくりちゃんね。
んで、そのみくりちゃんは、
どうして、こんな
やらしい下着、着けてんの?」

宇髄の手がみくりの
フレアスカートをじりじりと
たくし上げて来て 膝が見えると

少しずつ 太ももが露わになって来て

それ以上捲り上げられると…

「やっ、止めて…、下さい…ッ」

「んー、どうしよっかな~?
いいの?止めちゃっても。
だって…ずっと、こう言う感じのヤツさ
してみたかったんじゃないの?」

してみたかった 

そう してみたかった

バスの中で厭らしい事されちゃう感じのやつ

ニヤッと宇髄が不敵な笑みを浮かべて来て

「お互い様…って、言ったでしょ?」


言ってた あの時
お互い様だって…

「お互い様…って」

「そう言う、イケナイ感じの一回
してみてぇなって、俺も、思ってたんだわ。
と、言う訳だからしとくでしょ?」

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