第72章 残りの結婚休暇の使い方 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
割とこう 男の人って
こう言うの ナーバスになるよなぁって
自信なさげに見える杏寿郎は
ある意味新鮮味があるし
ちょっと可愛いとも思ってしまうけど
当の本人はそんな心境じゃないんだろうけど
ぴっとりと杏寿郎の頬に
みくりが自分の頬を引っ付けると
スリッ…と頬を擦り合わせる
ギュウウと彼の身体に回した
自分の腕に力を込めて
しっかりと抱きしめて
「杏寿郎は、杏寿郎だよ?
私は、今の杏寿郎がいいし、
今の杏寿郎が好きだなぁ~」
「みくり、いいのか?」
いいも 何も
ここで 控えるって宣言した通りに
1回とか2回に 回数を減らしたりされたら
こっちがそれに慣れてないから
何だかモヤモヤしそうな気もする
もう何年もずーーーっとそれで来てるのに
よしよしと杏寿郎の頭を撫でて
その視線を自分の方へ向けさせると
杏寿郎の頬に手を添えて
その瞳をじっと見つめて見つめ合う
ちゅう…と唇を自分から重ねて
その額に自分の額を押しつけて
そのままグイグイと額で額を押すと
「それは、痛いんだが?」
「うん、痛くしたもん。ねぇ、杏寿郎」
痛かったのか自分の額を
杏寿郎が手で押さえていて
「このまま、しようよ」
「着けないで…か?」
「それは…ッ、するけど」
「ああ。そっちの意味でか…」
杏寿郎のその言葉に対する返事が無くて
さっき出して置いたままになっていた
ゴムを手に取ろうとすると
その手を上から みくりが押さえて来て
「みくり?」
「その…、着けないで…する?」
「いや、着ける」
そうでもいいかなって思ったけど
キッパリとそう杏寿郎が返して来て
硬く勃起している
自分のその部分にコンドームを装着すると
挿入しやすい様に体勢を整えて来るから
自分も彼がそうしやすい様に
自然に受け入れやすい体勢を取って居て
「もう少しだけ…俺だけの、
奥さんで居て貰いたいからな。
出来てしまったら出来てしまったで、
自分の子供に嫉妬する様な旦那さんかもな?」
「んっ、でも…欲しいって
言って来たの、杏寿郎…っ、ンんッ
なんじゃ、無かった…っけ?はぁ、…ん」
亀頭の部分を膣口に擦り付けて来て
クチクチと擦り合わせた性器から
粘液が音を立てて来る
トロトロに蕩けた中は
彼を抵抗なくスルスルと飲み込んで行く