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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第72章 残りの結婚休暇の使い方 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ


「捕まえるか?」

「いや、タッチプールだから
つかみ取りじゃないし…。
あっちにも何か居るのかな?」

そう言いながら
上から覗き込める円形の水槽を
みくりがしばらく無言で
覗き込んでいて

「アカエイの赤ちゃん!
唐揚げにすると美味しいって。
気まぐれクックでやってたよ。
漁師さんには厄介者扱いされてるけど
アカエイはすぐにアンモニア臭くなるし」

「エイか大水槽で裏からみると
笑われてる気がするんだがな。俺は。
上から見るのはいいんだがな」

「それを言うなら、Amazonの箱もじゃん。
絶対、私の事あざ笑ってるよ、あの箱。
エイ、可愛いね。淡水のエイも要るよね?
ドット柄みたいなやつがさ。
折角だし、鰻をさ観に行こうよ」

大きな鰻の養殖池があって
そこには数百匹の鰻が飼育されている

八角形の池が幾つも並んでいて
上からと横から中に居る
鰻の様子を見る事が出来る様になっていて

「確かに、これだけの数の鰻は
見る機会もないな」

「真っ白の鰻とか、パンダ鰻も居たね」

珍しい種類の鰻も飼育されていて

鰻に関する展示は浜名湖だけあって
充実した内容だった

「3階は展望デッキになってるんだな」

上がるか?と聞いて来たので
天気も良かったし
3階の展望デッキに向かうと

下にあった 鰻の養殖池や
遠くには富士山の姿も見る事が出来る

「富士山が見えるんだな、
さて、浜松の駅の方でお昼は
餃子にしないか?鰻ばっかりもあれだろ?」

「餃子って言ったら、宇都宮の
イメージだけど、浜松も餃子の
激戦区だもんね」

もう脳内で浜名湖=鰻って
イメージしてたから
餃子の事すっかり忘れちゃってた

真希ちゃんが地元出身のバイトの子に聞いた
観光客向けと言うよりは
駅からちょっと離れた
駐車場も5台しかない
小さな地元の人が好む餃子の隠れた名店を
教えてくれたらしく

お昼は浜松民の中に知る人ぞ知る
キャベツがたっぷり入った餃子を頂く事にして

早めにお昼ご飯を済ませて
食後の腹ごなしの散歩に
浜松城を訪れた

「浜松城と言えば、徳川家と縁の深い。
出世城として有名な城だな」

私はお城には興味ないけど
ご主人がお城好きだから
あちこち行ってるって人の話聞いたな
杏寿郎がお城好きじゃなくて良かった

「お城ねぇ」

「あんまり興味無いか?城には」



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