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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第69章 なつのおはなし ※裏なし掌編 お相手:色々



「え、あ、その…う、うん」

そう自分が感じたままの
返答を彼に対して返すと

「そう思われるなら、
みくり、お前…がいい」


夏に人気の彼の

一番人気はどうやら…

私…だったようです


「ねぇ、義勇君。街に着いたらさ。
夏を涼しくさ、しに行かない?
前に行った、フルーツパーラーで。
夏だけのメニューでかき氷してるんだって」

「それが、お前の望みなら、
付き合わなくも…ない」


丁度バスが来て
2人で乗り込むと

空いていた席に腰を降ろした


「楽しみだね?かき氷」

「ああ、そうだな」

「義勇君」

「どうした?」


夏に人気の彼…だけど


「私は、夏じゃない季節の
義勇君も、好きだけどね?」

「…そうか」



私にとっては


一年中 人気の彼でしかなくて




夏に人気の彼




               ー 終 ー

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