第68章 7月のある週末の話 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
呼吸を乱しながらもみくりは
いつの間にか滲んでいた涙でぼやけた視界で
杏寿郎が指さした方を見ると
部屋の奥の大きな窓の向こうには
良く知った街並みの夜の顔が見えていて
「もっと、近くで見るだろう?」
そう言って後ろから肩に手を添えられて
杏寿郎に耳元で囁かれて
導かれるかのようにしてその
大きな窓の前に立たされる
こちら側が明るいからか
部屋の大きな窓には白い
ブライダルインナー姿の自分が映って居て
その自分の下着姿の向こうに
神南港市の夜景が広がっている
後ろから杏寿郎が
みくりの身体を抱きしめて来て
ビスチェのカップにこっそりと
納め直していた乳房を
またカップを押し下げられて
露出させられると
ツン…と指先で
両方の乳の先の部分に触れて来て
クリクリと弄って来る
「んんっ、はぁ、杏寿郎…ッ」
「中々に、いい眺め…だろう?
目、閉じてしまったら、
勿体ないんじゃないのか?
良く…見てるといい…みくり」
見ているといいと言ったのは
勿論 窓の外の夜景じゃなくて
この大きな窓に映る
自分と杏寿郎の姿の事で
「鏡もいいが…、窓に映る姿も
悪く無い…と思うぞ?
俺としては、後ろからでも
君の感じてる顔が見れていいが…な」
そう言いながらも
ビスチェのフォックをその手が
ひとつ ひとつ外して行って
少しずつ締め付けられていた
上半身が解放されて行くのが分かる
思わず場所が場所だけに
全裸になる事に抵抗があって
見える訳がないとは思ってしまっても
フォックが全て外されて
落ちそうになったビスチェを
思わず手で押さえてしまっていて
「どうしたんだ?みくり」
「んんっ、どうもこうも…、ないよっ
こんなの、外から…見たらっ…んぁあん」
みくりがビスチェを押さえている
その下に杏寿郎が手を滑り込ませて来て
胸の先の部分を弄られて
もう反対の手で下腹部を掴む様にして
揉まれながら指を押し込まれる
「ふあぁ、あぁ、
んっ、杏寿郎ぅ、はぁ、んッ」
片手でみくりが握りしめている
ビスチェを剥ぎ取りながら
ショーツの中に反対の手を
杏寿郎が滑り込ませて来て
先程まで彼の指を受け入れていた
みくりの中に指をまた挿れて来る
今度は容赦なくに指を
出し入れされて中を掻き回されてしまって