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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第65章 2人の小さな七夕を お相手:煉獄杏寿郎 現パロ Rー15



2022年 7月6日

2日の日は 半夏生で
家のテーブルはタコ尽くしだった訳だが

今日は7月の6日だ

つまり 明日は七夕な訳で

杏寿郎は仕事の帰りに
ドン・キホーテに立ち寄って
ある物をお土産として購入した

勿論に それは妻へのプレゼントで

多分 みくりが喜ぶだろう物だ

大きな箱を抱えて
電車に乗ると自宅である
アパートを目指した

家に戻ると いつもなら出迎えがあるのだが

「お帰り、杏寿郎」

そう言って奥からみくりが出て来て
出迎えてくれたのはいいが
その手には何故か ハサミと折り紙があって

「ああ。ただいま。それはいいんだが、
君は何をしていたんだ?」

「今日は、タコライスだよ。
海ぶどう売ってたからさ、海ぶどうとね
にんじんしりしり作ったの」

「いや、俺は夕飯よりも
今君が、何をしてるかの方が気になるんだが?」

立ったままで折り紙を4分の1の
大きさに切り分けていて

「これ?貝つなぎ作ろうと思って。
たまたま100均行ったらさ、
プラスチックの笹があってね?
こよりと、飾りと
短冊のセットとかあったから買ったの」

「で、夕飯の準備はそこそこにして
七夕の準備していたのか?君は」

じぃーっとみくりの視線が
こちらに向けられて居るのが見えて

持っていた大きな箱を見て居たので

「それ、どうしたの?」

「ああ、これは君に土産だ。
君が好きそうな物だし、
明日使うかと思ってな」

そう言って大きな箱を差し出して来るから
玄関の靴箱の上に折り紙とハサミを置いて
その箱を受け取ると

その箱に印刷されている写真が
みくりの目に入って来て

「杏寿郎これっ」

「前に、チラシに載ってて
欲しそうにしてただろう?」

「回転するタイプじゃなくて
上から流せる流しそうめんのやつだ!
水を、上から流してくれるやつ。
明日は当たりつきのそうめんにするね?」

その流しそうめんの機械の箱を持って
みくりがリビングのソファの方の
テーブルにそれを置くと
早速その箱を開いて
中に入ってる機械を取り出すと
それをいそいそと組み立て始めて

「見て見て!杏寿郎。
これっ、プールみたいじゃんッ。
ウォータースライダーじゃん」

「電池、単1だっただろ?
電池もちゃんと買っといたぞ」



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