第64章 例えばこんな結婚式を 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
堪え切れない程の強い
鮮烈な快感に大きく背中を反らせると
グイっと後ろから杏寿郎に
体重を乗せられてしまって
反らせた身体を押し戻される
右手の指が顎から頬を撫でて来て
指と指で口を開かせて来て
「んふ、むっ…んぐ、ふぁ…んゥんんッ」
口腔内を杏寿郎の指に蹂躙されてしまって
口の中を彼の指に犯されながら
下の口も彼のモノに激しく
搔き乱されてしまって
ズンズンっと奥を
彼のモノで突き上げられる度に
お腹の中で内臓が跳ねる様な
そんな感覚を憶えてしまう
口の中の指の所為で
大きな声で喘げないが
くぐもった声を突かれる度に漏らして
「…ハァ、ん…ッ、ハァ、
みくり…ッ、んぅ、
ハァ、…みくり」
突き立てながらも
彼が乱れた呼吸混じりに
名前を何度も読んで来て
こちらからも 呼びたいのに
口の中で蠢くその指が邪魔で
言葉を紡ぐ事も出来ないでいて
呼びたい… 呼びたい…ッ
ズチュンっと奥まで貫くかの様に
強く腰を打ち付けられて
そのまま ズンズンっと責められるから
ギュウギュウっと中が
彼のモノを締め上げてしまって
「んぅ、ふ、んぅ、んっ、んく、ぁ、
んんんっ゛ーーんんっ!!」
くぐもった喘ぎになり切らない
声を辛うじて漏らすしか出来ずに
息を吸うのも 声を吐き出せないから
上手く 吸えないでいて
頭が段々とぼんやりとして
ふわふわとした浮遊感で
ベールが掛った様になって来る
息を吸いたくて 開いた口の隙間から
ヒューっと僅かに小さく
吸気に合わせ喉が鳴るのが聞こえて
「はぁ、はぁ、…んッ、ふっ゛
はぁ、んぅ゛んっ、…はぁ…ッ」
くぐもる喘ぎよりも
乱れた呼吸が多く混じり始めて
自分の口の中にあった
杏寿郎の指が抜かれて
ままならなかった呼吸を再開する様に
ズンッと突かれた拍子に
「あぁ、は、んっ、ぁあんッ、
ひゃあぁああああんんっ!!」
声を出すのを制限されていた分を
取り戻すかの様にして
大声で喘ぎながら
イってしまって居て
肘と腕だけでは
イって脱力した自分の
身体を支えきれずに
自分の顔と胸を床の上に敷かれた
バスローブの上に預けて
そうなっても与えられる快感に
堪えながらに喘ぐ
「ふぁ、ああぁんっ、
あぁ、あぁ、んっ、ふぁあああンんッ」
「ー…っ、ハァ、…ハァ、
…みくりっ」