第61章 呼びたい男と呼ばない女 お相手:宇髄天元 現パロ
ガックリと項垂れたままで
ぼんやりとした虚ろな目をしている
みくりに宇髄が
その労を労う様にして ちぅ…と
こめかみの辺りにキスを落として来て
「みくり、大丈夫…?
ちょっと、休む?」
そう 優しい口調で
耳元で確認をして来て
このまま行為を続けていいのかと
そう言う意味なんだろうけど
今までにも 彼には何度も抱かれている
今までの時は 私が深くイったとしても
その休みたいかなんて聞かれた事がなくて
寧ろそうなったら 余計に
何度も何度もイカされてしまうのに
「ま、正直、…俺も、限界かもよ?
目の前で、そんな可愛い姿、
見せつけられちゃって、平気な訳ないじゃん?」
触って…?と
宇髄がみくりの手を
自分の股間の勃起したペニスを
握らせる様にして触らせて来て
尿道口からは 彼のモノなのかと
疑いたくなる位の先走りの
透明の液体が零れて亀頭を濡らしていて
「ヤバくない?コレ…、俺、
女の子、みたいじゃね?
みくりの感じてる顔見て、
感じてる声聞いてたら、こんなに
なっちゃってるんだけど?どうしてくれんの?」
どうも こうもそうしてって
言ってるのに そうしてくれなかったのに
そうしたの 自分なんじゃ…なかった…け?
スリスリと亀頭を
みくりの蜜口に擦り付けて来て
「ねぇ、みくりのココ…に、
入ってもいい?入りてぇんだわ…」
グチグチと蜜口と亀頭が
擦れ合う度に私の愛液と
彼の先走りの液が混じって音を立てる
ニュルニュルと滑らかに滑るから
スルッと自分の中に宇髄のが
飲み込まれて行きそうだ…
「するんだったら、ベット行くでしょ?」
「うん、ベット…、連れてって?」
「何、その言い方ッ、卑怯すぎっ、
マジ可愛いんだけど、どうしてくれんの?
先に謝っときたいんだけどさ、俺。
今日、すっごいビックリして
引いちゃう位に、すぐ出せる自信あるし」
そんな事に自信を持つのも
おかしな話ではあるけど
そうなるのに 時間が掛かり過ぎるのが
彼の今までの 特定の相手を作れない
理由だったはずだ
「でっ、でも…いつも…ッ、。その」
「悪いけど、
持ちそうにねぇって言ってんの」
ドキドキと自分の胸が騒がしい
何時も余裕しかない彼の
こんな余裕のない表情も
言葉も初めてだったから