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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第15章 年下の男の子  お相手:竈門炭治郎


あの一件から
半月ほどが経って

丁度お互いの仕事がない時が
重なって久しぶりに
炭治郎君と出会う事になっていた

今でもちょっとあの日の出来事が
夢かなんかじゃなかったのかなって
思ったりもするんだけども

炭治郎君と……その
致しちゃった訳で……その
彼と付き合う事になった訳なんだけども

待ち合わせ場所に指定していた
甘味処にあの見知った
市松模様の羽織を見つけた

「あっ!みくりさんっ、こっちです!」

炭治郎の姿を見つけて

「炭治郎君っ、ごめんね。
待たせちゃったかな?」

そう言ってみくりが
少しだけ雷の呼吸を使って
目の前まで走って来てくれて

そこからここまでの距離なのに
そんな事が嬉しく感じてしまって

やっぱり 俺はみくりさんの事が
大好きだなぁと
しみじみと思ってしまっていた


「いえ、俺が……早く来すぎてしまったんです。
その……、みくりさんに会えるのが嬉しくて……」

照れくさそうにして頬を掻きながら
炭治郎が自分が思っていた事を言った

ああ なんて
炭治郎君は可愛いんだろう
そんな風に そんな事を言われて
そんな顔して嬉しそうに笑われたら

胸がキュンとして締め付けられてしまう

「今日は、これから…どうしようか?
せっかくだから、お茶でもする?」

「そうですね!待ち合わせするだけして、
そのままって言うのも、
お店の人に迷惑になりますし」

店の外に並んでいる
空いている席に
2人で座って

この店の名物の
みたらし団子とお茶を注文する

「炭治郎君は、お仕事は順調?」

「そうですね、善逸や、伊之助も一緒ですし、
二人が居たら安心なので。
みくりさんはどうですか?」

「私も、いつも通りだけど……、
鬼ばっかり切ってるよ」

ふとした時に
視線がぶつかってしまって
逸らすに逸らせなくなって

そのまま じっと見つめ合って
お互いから 目が離せなくなってしまって
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