第60章 2人のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
ビールわざわざ開けといて
忘れて放置しちゃうのも
後で それを思い出して
ぬるいビールで乾杯するのも
帰りたくなくて
もう 1泊しちゃう算段しちゃうのも
どうにも 私には
私達… らしいなぁって思えてしまって
「ううん、私達らしいなって
そう思ってただけだよ」
こんな風に
私達 ”らしい” を積み重ねて
夫婦になって行くのかなって
そんな事を
ぬるいビールを飲みながら
みくりは考えていた
そんなこんなで
私達 夫婦 始めました
「らしい…か?」
「ほら、なんかさ。
私達、夫婦始めましたって感じしない?」
「俺には、冷やし中華
始めましたみたいな、ノリにしか
どうにも聞こえないんだがな。
だが、それも、らしい…か」
フッと杏寿郎が口の端を曲げると
「らしくて…いいかもな」
「でしょ?」
こんな風に ひとつずつ
夫婦になって行くのかなって
そんな風に 感じた
そんな 新婚旅行だった
私と彼の ハネムーンは
もうちょっと続くみたいです
2人のハネムーンは… 後編
ー 終 ー
以下は後書きになります
↓ ↓ ↓
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6月ですね、遅刻しました。
延長してますが、書くのはここまでです。
6月からは、夫婦編として
ぼちぼちして行きたいと思います。
私の中で考えてるのは、6月と
7月の分までなのですが。
ああ、大学編は別として。
時々、ご質問を受けるのですが。
この現代パロの2人は
私が書いてる長編の琥珀糖の
あの2人とは、全く別の2人です。
この夢主も、鬼殺隊ですが
柱でもなければ、年上でもないです。
大正軸での過去編も、ガッツリは
書きませんが、
断片的な記憶で出して行くかと。
バラバラの細かい、
ピースでしか出して行かないので。
集めなくても全然、令和軸の話には
関連しないので。この二人は
過去生に囚われずに、
好きにして貰いたいので。
妊娠させてしまうと、お酒ネタも
裏もなしになるので、まったり夫婦
日常系になるかも知れない。
ならないかも知れない。