第14章 朝から こんな お相手:煉獄杏寿郎
それは寧ろ もっとそう言って欲しいと
強請られているように 聞こえる
「もぅ、変態ぃ…。えっ、あっ…やっ!」
下着をはぎ取られて
入り口に押し当てられてしまって
もう このまま するつもりなんだなっと
思ってしまって身構えてしまった
「こんな、俺は……嫌いか?」
おしっこに行きたいって言ってるのに
行かしてくれない 杏寿郎さんが?
変態って言われて もっと言って欲しそうに
している 杏寿郎さんが?
こんな 状況なのに
入れちゃおうとしている 杏寿郎さんが?
嫌いかって言われたら…… それは
そんな風に 悲しそうな顔をされて
聞かれてしまったら
嫌だから 止めて下さいって言えないっ
「ずっ、ズルいですよぉ、
杏寿郎さんはっ…嫌いって言えないっもん!
あっ、んんっ!」
自分の中に
杏寿郎さんが熱いモノが押し入って来て
ズズッ…
「だが、君に……、
変態と言われるのも悪くないな…」
ズズッ グチュ……ズチュ
「あっ、ん、はぁ、あっ、
ふぁ、んっ、へ、変態ぃ~」
「はははは、
君にそう言われると、身も蓋もないな」
って変態って言われて喜んで
いらっしゃる?この人っ
やっぱり 変態なんじゃ……
そんなよそ事を考えて居られたのは
それこそ最初だけで
ズンズンと中を大きな杏寿郎さんの
モノで突かれて 混ぜられてしまっては
尿意を覚える感覚が起こりもするが
「はぁ、ん、あぁ、んん、はぁあっん!
あっ、あっ、あぁああああんっ!」
深く奥まで貫くと
それに合わせて高く大きな喘ぎが漏れる
随分と蕩けて
気持ち良さそうな顔をしているな
「気持ちいい……か?」
「いいけどっ、それはっ、
いいけどもっ、あっ、でも」
ズンッと奥を深く突いてやると
大きく体を反らせて捩らせる
「漏らしても……
いいと、俺は言ったはずだが?」
「やっ、……意地悪っ、
ダメだからぁ、んんっ、あんっ」
きっと 俺にこうされながらも
漏らすまいと我慢していると考えると
それはそれで……と思っている
自分がいるのは確かで
これは 彼女に 変態と言われても
仕方ないかと思えてしまって
あまり いじめると後から
悔みごとを言われそうなので