第56章 今年の彼の誕生日は… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
目の前にチカチカと星が散りそうな程に
強烈な快感が下からズンズンと
力強く突き上げられて走る
「こうされるのは、好きだろう?」
「あぁっ、うぁ、んっ、
あぁあ、んはぁ、やぁああぁあんッ」
自分が上になるのは
もどかしい感じがして
今一つ…でしかないけど
今みたいにされるのは
桁外れの快感しか無くて
髪を振り乱して
与えられる快感に喘ぐだけしか出来ず
「ふぁあ、ぁあ゛んぅ、
はぁ、はぁ、はぁ、んっ、ぁあ
ゃあ、ん、ぁ、やっ、ンぁあああぁあんッ」
達したのを確認すると
腰の律動を杏寿郎が緩めて来て
「良く出来ました…だな、みくり。
後は、交代だ。いつも通りにしよう。
俺も、その方がいいからな」
「抜かないの?」
「抜いて欲しいのか?」
身体を起こされて
腰を支えられて
ベットの上に繋がったままで
そっと降ろされる
抜いて移動した方が早そうな気がするけど…
「勿体ないだろう?抜くと」
「勿体ない?」
「この続きからじゃなくて、
ちょっと戻されるだろ?
あれは良くないからな、
俺は、あまり好きじゃない。
その方が、早いのは分かってるんだがな」
それに…と杏寿郎の吐息が耳に掛かって
ズンッと上から奥まで
一気に貫かれてしまって
「あぁあんっ、あぁ、はぁああんッ
やぁ、んっ、あふぁ、ん、…う゛んッ」
「いい顔をしてる、君を…
こうして見降ろすのが好きだからな。
みくり、もっと…見せてくれるか?」
ズンッ ズチュンっと
腰を打ち付けらて
「あぁ、はぁ、ん、
あっんっ、あは、ンぁああぁんッ」
彼のお望み通りに
たんまりと 感じていい顔をしている
自分の顔を見せ続ける事になるのは
言うまでもない話…でしかないが
ーーー
ーー
ー
その後…少し 眠ってしまっていたらしく
慌てて ベットの上のスマートフォンで
現在時刻を確認する
時刻は…
2022年 5月10日の
0時14分…で
「きゃああっ!過ぎてるっ、10日
なっちゃってるじゃん!それも14分も!」
「んっ、どうしたんだ?みくり
そんな声出して、ゴキブリでも居たのか?」
悲鳴で目を醒ました杏寿郎が
そう問いかけて来て
「ゴキブリなんて、半年以上見て無いよ。
大変なの、杏寿郎。大変ッ」
「大変?何がだ?」