第56章 今年の彼の誕生日は… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
上とお揃いの穴の開いたショーツも
小さなリボンで申し訳程度に
オープンになっている部分を
2か所寄せてあるから
ショーツ自体は脱がなくても
履いたままでも…出来るけどッ
それ…解かないと…
そんな事をみくりが考えていると
「これ…、邪魔だな」
そう腰を擦り付けていた
腰の動きを緩めると
杏寿郎が漏らす様に言って
擦りつけていた時に感覚で
その細い小さなリボンの存在に
杏寿郎の方も気が付いたみたいで
押し当てていたモノが離れて
ツンっとショーツが引っ張れる
感覚が伝わって来て
その申し訳程度のリボンを引いて
解かれてしまったのが分かると
「解しとくか?こっち…」
そんな事をして貰わなくても
自分の中が期待で疼いてるし
ズルズルに濡れてるの位は理解してる
「んっ、しなくても…ッ、大丈…夫」
そう 自分の意思を伝えると
くぷっ…と指先が蜜口から
溢れている愛液を掬い取って
零れた分を中に戻す様にして
そのまま中に滑り込んで来る
「んあぁあんっ、はぁあんっ
あぁっ、んんっ、やぁああんッ」
「嫌?ギュウギュウ締めておいてか?
もっと…の、間違いじゃないのか?」
ギュウウっと杏寿郎の言葉に
自分の中が締まって返事を返していて
そのままグチュグチュと音を立てて
自分の中を杏寿郎の指に掻き回されてしまって
また更に指をギュウギュウと締め付けてしまう
「ふあぁあっ、あっ、あぁっ、
やぁあぁっ、んっ、はあぁあぁあんッ」
「で…、どうする?どうしたいんだ?
もっと?このまま、指でこうなるか?」
腹側の壁にあるザラザラとした
敏感な部分をグイグイと押して来て
さっき達したばかりなのに
再びそうなってしまいそうになっていて
ギュウと奥が締まって
深い部分が疼いて来る
達してるのに… 欲しいって飢えて来る
もっと 欲しい? 欲しいのは
こんな刺激じゃなくて…
「杏寿郎…、指じゃなくて…ッ」
「なら、みくり。
自分で…するって話だったろう?」
そうだった ウエストを絞るのに
自分でするか?って話だったな
忘れてた…
「じゃあ、ベット…横になってよ」
「着けないのか?」
「大丈夫な日な事位、知ってるでしょ?」
正確な排卵の周期を
把握して置いて4日の辺りが
危ない日って知ってた癖にと
少々小憎らしく感じつつも