第55章 今年の黄金週間は お相手:煉獄杏寿郎 現パロ 裏なし
「だって、自分の家で
自分の両親だよ?そんなの
いつも通りでいいじゃん。
明日は、杏寿郎の家に行くんだよ?
それとこれとでは、訳が違うでしょうがっ。
それとも、紅茶のセットとかの方がいい?」
そう言えば 前に一緒に家に帰った時に
母が最近は紅茶にハマって居て
近所の奥様と一緒に
紅茶の教室に通ってると言う様な
主旨の話をちらっとして居たか
「あ。待って、だったら
焼き菓子の詰め合わせと紅茶にする」
言うと思った そう来る予感はしてた
「でも、そうしちゃうと。
お義父さんの方があれか。
ちょっと、お茶屋さんの方見て来るね?
確かね、私の記憶が確かなら、緑茶と
和紅茶のセットあったと思うの」
紅茶の茶葉の専門店の方では無くて
日本茶の専門店の方に行きたいと
みくりが言って来て
「ごめんね。杏寿郎。
ここまで買いに来て良かったかも。
いいのがあって良かったよ。
喜んで貰えると良いんだけどなぁ」
あれこれと店を回って悩んで
地元の有名店の焼き菓子の詰め合わせと
茶葉のセットを購入して
「折角、来たんだし、見て行くか?
丁度、北海道フェアしてるみたいだぞ?」
「北海道?だったら、夕飯は
ジンギスカンでもする?鮭買って、
ムニエルにする?ホイル焼き?
ラム肉は癖あるけど、タレ漬けだから
そんなに気にならないんじゃないかな?」
変な顔をして杏寿郎がこちらを見ていて
「ホラ、前に結婚式のお返しの
カタログギフトで貰ったホットプレート
全然使ってないのあるじゃん、
アレ使おうよ、持ち腐れてるしさ」
その杏寿郎を気にする様子もなく
みくりが続けて来て
「いや、家でジンギスカンするって
発想が無かったなと思ってな」
「え?ただの焼肉じゃないのさ。
牛肉がラムになるだけじゃん。
ついでにお肉って、大変
流石デパートの北海道フェアだよ?
見てこれ、これは食べた事ないよ
牛のが美味しいんだから、
美味しいんじゃないかな?」
そう言って真空パックになってる
肉を見せて来て 見た目的には
牛のハツに似ているその肉は
「エゾシカのハツだって、
美味しいのかな?ああ、保険に
牛のも買って帰ろうよ」
「ジビエ…か、好きな人は好きだがなぁ」
「オーストラリアなら、スーパーで
カンガルー肉売ってるらしいけどね。
コアラは流石に食べない…よね?」