第52章 春と言えば…? 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
2022年 4月16日
AM 5:00
セットして居たアラームで目が醒めた
まだ こんな時間じゃんと
寝ぼけた頭で考えて
アラームを止めて寝直そうとして
違うと言う事に気が付いた
「ああ。朝か…。君は
自分の支度をするといい。
朝食は俺が用意しよう」
「朝ごはん?いいよ杏寿郎、
グラノーラならあるよ?
それか、もうどこかのコンビニで
おにぎりでも買って食べてもいいし?」
「いや、そうも行くまい。
昨日の玉ねぎと、
キャベツはまだあるのか?」
「野菜室にあるけど?持って行っても
いいかなって思ってたの」
「玉ねぎとキャベツをか?」
そんな物を持って行ってどうするのかと
杏寿郎が聞き返して来て
「残ったらでいいよ?買えばいいし」
どうにもみくりの中で
玉ねぎと残ったキャベツを
持って行く算段が付いてるらしい
「回鍋肉に使った、ピーマンの
残った分も持って行くつもりだけど?」
「焼きそばでも作るのか?君は」
「焼きそば…、は鉄板が居るかな?」
そう言いながら
みくりが洗面所に洗面を
しに行くのに杏寿郎の前をすり抜けて行く
私が化粧をして支度してる間に
杏寿郎が朝ごはんを用意してくれていて
カリカリのベーコンと
スクランブルエッグに
キャベツと玉ねぎのお味噌汁
「味噌汁なら卵焼きの方が良かったか?」
「あ、そうだ、昨日の
お夕飯のハンバーグね。
中途半端だったから、
小さいの作って置いてあるんだよ」
みくりがそう言いながら
冷蔵庫の中から
残って居たキャベツの酢の物と
昨日の夕飯のキャベツのハンバーグの
成型するのに残った分で作った
小さめの物を焼いたのを出して来て
ハンバーグの皿を電子レンジに入れると
酢の物をテーブルの上に置いた
「ああ。そうだ……昨日ね
北海道フェアしててさ…、
買っちゃたんだよねぇ、ホタテの塩辛。
食べるよね?食べたい?」
テーブルの上を杏寿郎が眺めて
「朝から豪華だな、いただきます」
「うん、いただきます」
手を合わせて挨拶をすると
朝食を摂った
片付けをして家を出たのは
5時45分ぐらいだった
運転はみくりがすると言ったので
みくりの運転する車で家をでた
「お天気は大丈夫そうで、良かったね」
「どうにも寒いのが、頂けないがな」