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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第51章 春と言えば…? 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「そうだよ。だって成瀬さんの
お手伝いの話は、すっごいいい
条件だったんだよ?」

「そらそうだろう。
ヘッドハンティングだろ?
新卒からは考えられない様な、
かなり高額の給料でも粗方、
あっちから提示されてたんだろう?」

「うん、まぁ…ね?でも…、
でも、そうしたら、地元に
戻らなくちゃいけないから…さ」

ギュッと布団の中で繋いで居た手を
杏寿郎が握って来て

「俺に、会える時間が
中々、取りにくくなるからか?」

「そう…だよ?でも…、
それからも何度か、同じ事……
聞かれてたんだけど…ッ」

杏寿郎の腕が身体に回って来て
ギュッと抱き寄せられてしまう

「悪いが、みくり。
今夜はこの話はお終いだ。
あまり俺を喜ばせ過ぎると、
寝かせてやれない事になりそうだからな」

「やっ、ダメだよ?今日は…。
明日、早いんだからっ」

グイグイと杏寿郎の胸を押して
顔を近付けて来る杏寿郎を
みくりが自分の手で
押しのけようとする

「大丈夫だ、キスだけ…だから」

「それっ、悪い人が言う奴だよ。
何もしないからって奴だよッ」

「大丈夫だ…。みくり。
ちゃんと…、その辺りは心得ている」

チュッと彼の唇が
頬に触れて来て
こめかみや小鼻 額にとキスをされて

そっと触れるだけのキスを唇にされると

「物足りないか?」

「……もっと……、今みたいなキス」

「そうか、ならもっとだな」


そう言って 触れるだけのキスを何度もして

そのまま腕の中に抱きしめられたままで

心の中が じんわりと

満ち満ちて行くのを感じながら



ふたりで 眠りに落ちて行った




















春と言えば…? 前編     

         
                 ー終ー



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前のページの下の方にある、
ネモフィラ絡みの話…。

いつしか書くか書かないかも謎な
大学時代編の内容なので。

後半のシナリオに絡むので
会話として出しただけなので。
ここでは、昔、ネモフィラ一緒に
見たことあるんだなって位で。
留めて置いて貰えれば……と。

後半へと続きます
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