第49章 3度目のホワイトデーは 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
下からみくりが
潤んだ目で見上げて来て
「杏寿郎の…で、
めちゃくちゃ…に、して?」
みくりの言葉を聞いて
杏寿郎が 一瞬驚いたような顔をして
それから 満足そうな表情を
浮かべて小さく頷くと
「そうか、要するに…俺の
コレで、めちゃくちゃにされたい
って言う意味でいいのか?」
そう自分が言った言葉を
そのままなぞる様にして
杏寿郎が問い返して来て
杏寿郎の…で 私の中を
めちゃくちゃにされる…と
想像すると ゾクゾクと背筋が震えて
それを想像して ドキドキして
期待してしまっているのだから
「やっぱり、…やらし…く
なっちゃ…てる、私。杏寿郎が
そう言って来るの聞いて、
期待…しちゃってるもん。
そうされたいって…思っちゃってる…、
やらし…いよね?嫌じゃない…の?」
「どうして、嫌になるんだ?
君が俺を欲して
いやらしくなるんだったら、
俺としては、
もっとそうなって貰いたいし。
そうなってる君が…見たいがな。
これ以上、喜ばしい事はないが?」
グチュっと杏寿郎が
みくりの中に入れていた指で
中をまさぐるようにして弄って来て
みくりの中の腹側の壁にある
ザラザラとした部分を刺激して来る
「んぁあ、んッ、あぁん
んッあ゛んッ、違う…のッ、
杏寿郎ぉ、指じゃなくて…ッ」
「ああ。そうだったな
そんな顔をしなくてもいい。
焦らし過ぎてしまったか?みくり」
そう言って
ベットサイドランプの置かれている
サイドテーブルの所に置いてあった
黒い箱の外包のビニールを外すと
備え付けてあったゴミ箱に捨てて
「あ、…着けるの?」
さっき 夕方の時は着けなかったし
それも…中で…だったのに?
「ああ。夜は尽くし尽くすと
俺は言っただろう?
ゆっくりじっくりと、
君にはここで、俺をたっぷりと
味わい尽くして貰いたいと思ってな」
ニコッと爽やかな笑顔を
こちらに向けて来るが
ちょっと待って それって…
「え、や、あの…」
「俺に、めちゃくちゃに
されたいんだろう?みくり」
そうゴムを自分のその部分に
被せながらもみくりの耳元で
そう甘い声で囁きかけて来て
「俺は、このゴムは…気に入ってる
だがな。君もコレだとスルンっと
入るって言ってただろう?」