• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第47章 ユガミノクニ お相手:煉獄杏寿郎+α



『それは、みくりが…』

『言ってないから…だろ?
煉獄、お前さ、馬鹿だよ』

電話の向こうの宇髄の声は
驚く程に静かに響いて来て

『お前さ、俺らもまぁ大概だけどもよ?
よー考えてみ?今回のは誰が悪いの?
みくりちゃん、悪くないよね?』


自分からそう約束をして置いて

そう約束をさせて置いて


その言葉を欲しくないと

言われたくないと

言って欲しくないと



そう思って居ながらに



確認したんだ…俺は 彼女に


そう言いたい 言われたい気持ちは無いかって


そうだ 確認した


『お前さ、満足した?もう、
いい加減にさ、こんな事すんの止めろよ
今まで手伝って来た俺が、そんな事
言うのかよって言いたいだろーけどさ。
俺が思うに、もう、要らねぇだろ?ソレ』

宇髄の後ろから手がにゅっと
伸びて来てスマートフォンを
その手に奪い取られる
宇髄のスマートフォンを不死川が持っていて

『わぁったらさっさと、
帰って来やがれェ!煉獄ゥ!
後、お前がまだしょもねぇ事、
ぐずぐず言いくさって
要らねぇつうんだったら。
アレ、俺が貰うわ。タフそうだしよ』

不死川が宇髄にスマートフォンを
返して来て 宇髄がそれを無言で受け取ると
もう杏寿郎との通話は切れていた

「アレ?不死川、みくりちゃんは?」

「あの赤い椅子の部屋に居る、
後鍵、掛けといた」

二ッと不死川が笑うと

「やるねぇ、不死川」

「まぁな、当然だわな」

俺が 家に戻ると
玄関で二人が俺を待っていて

「お帰り、早かったじゃん意外と」

「なぁ、今度はよォ。
お前の番だよな?煉獄」

ニコニコとして2人が
俺の方を見て来て

「みくりは?どうしてるんだ?」

「お前が来るの待ってるぜェ?あっこで」

そう言って不死川が赤い椅子の部屋を方を
顎でしゃくって見せて来て

「俺達は、ちゃんとお前との約束は
守ったからな?煉獄。俺達は
みくりちゃんには指は触れてない」

「なぁ、約束破りさんよォ。当然
お前は今まで
ずーーーっとそうして来たんだァ。
まさか自分には、そのルール適応しねぇとか
しょうもねぇ事は、言わねぇよなぁ?煉獄」

2人の圧に威圧されて

そのまま 赤い椅子の部屋の前に来た

ガチャノブを回そうとすると


鍵が掛かって居て開かない


/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp