第47章 ユガミノクニ お相手:煉獄杏寿郎+α
「これ、なーんだ?」
宇髄がその手の中の物を
チラチラと見せびらかしながら
みくりに訊ねて来て
「これね。みくりの中にある
ソレのリモコンなんだけどね。
こっちでも、アッチでも、
ソレの操作が出来るんだって。
でぇ、こっちで操作したら
アッチからは俺が操作したって、
分かるってやつらしいよ?」
「ほーん。あっそ」
宇髄の説明に対して
不死川があんまり興味ないと
言いたげに言って来て
「不死川君、つまんなさそうねぇ~。
指、一本も触れなかったらいいだけじゃん?
そうしたら、煉獄の言ってる事も
守れる感じでしょ?俺がこっちで、
不死川がそっち」
宇髄がそう言いながら
みくりの左のおっぱいを
不死川の方を見ながら指さして来て
「…んっ、…ふ、…ん゛んッ」
右のおっぱいと左のおっぱいに
それぞれが舌を同時に這わせて来て
左右の胸から種類の違う刺激を与えられる
ブゥウウウウンッ ブブブッ…
中に入ってるソレの振動も
強い振動に切り替えられてしまって
「やぁ、ンんッ、はぁ、…んッ…ふぁ」
「はい、コレ。手、暇でしょ?不死川」
そう言って 宇髄が不死川に
差し出して来たのは
所謂 ピンクローターと言われる物だが
普通のと違うのは小さめの振動部分が
二つ付いてる事で
その一つを不死川に受け取らせると
ニヤニヤと宇髄が笑った
「話、違うって怒んじゃねぇの?」
「でも、俺は…触ってないし?
触れるのは…コレだもん。セーフでしょ?」
「いや、アウトだろ」
宇髄の台詞に不死川が返して
ユガミノクニ
この国の中で一番歪んでいる人は?
誰?
「そもそも、
こんな事してる時点でアウトだわ」
「だわな。でェ、どうする?」
そのやり取りを聞いて 気が付いてしまった
「煉獄にさ、ボイスメッセージ送らね?
って、俺は思うんだけど。協力するよね?」
「ああ、それ良いかもな」
宇髄の言葉に不死川がLINEを起動して
杏寿郎とのトークルームを開いた
「はいよ。いつでもいいぜェ」
「じゃあ、みくりちゃん。
派手に啼いてくれる?大袈裟なぐらいに」
そう言いながら 宇髄が
みくりの中にあるバイブを強に切り替えて
右手に持っている小さなローターを
みくりのクリトリスに押し当てて来て