第45章 にゃんにゃんにゃんの日　お相手：煉獄杏寿郎　現代パロ

そのまま　顔をペロペロと
杏寿郎に舐められてしまって

普段だったら　行為の最中だって
顔なんて舐めて来ないのにっ

あれ…でも…

ピタッと顔中を舐めていた行為を
杏寿郎が止めたから
その彼の方を見ると
こちらを熱のこもった視線で

見つめて来る　杏寿郎と目が合って

「にゃぁーん」

取って付けた様な
鳴きまねをしながら
ふっと笑みを浮かべる

そのまま　ペロッとまた頬に
舌を這わされてしまって

確か　猫が顔を舐めて来る時って

”大好き”って意味…だった様な？

だったら　これは

杏寿郎の大好きって表現って事？

ツンツンと杏寿郎が自分の頬を
突いてこちらにアピールして来て

みくりがそれに応じる様にして

ちゅっと杏寿郎の頬にキスをすると

そのまま自分の舌で
ぺろっと杏寿郎の頬を舐めた

それにお返しして来るかの様にして

杏寿郎がちゅっちゅっと
みくりの頬にキスをして来て
そのまま　舌を顎のラインに沿って

杏寿郎が　親愛の証と言うよりは

今度は　厭らしい感じに舐めて来て

びくっと思わず身体が跳ねて

「んっ…にゃぁ…ん」

「みくり、
にゃぁ、が出てしまってるが？」


にゃんにゃんにゃんの日

二匹のにゃんこの

にゃんにゃんにゃんな日は


まだ　終わりそうになくて


今夜の君が猫なら

俺も猫になるのも


満更　悪くはないな…と


そんな事を　杏寿郎は感じていた


今夜はふたりで

猫になりきっちゃう？



にゃんにゃんにゃんの日



だって　今年は特別な

猫の日らしいから…


君と２人で猫になりきる…





にゃんにゃんにゃんの日







　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　ーおしまいー