第45章 にゃんにゃんにゃんの日 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「ああ。そうだ…猫は猫らしく
ミルクでも飲むか?ベットの上で
飲ませるのはお行儀が悪いのかも
知れんが…、君を床に
這いつくばらせるのは
流石に俺も気が引けるからな」
そう言って何かを
思い出した様にして部屋から出ると
そんなに大きくない
お湯が少し入った浅めの皿と
見覚えのある物のボトルを持って
杏寿郎が戻って来て
「杏寿郎…それッ」
「何、これを全部飲み干せとは、
俺も言うつもりはないぞ。あくまで
猫らしく、真似事をするだけだが?」
そう言って私が
杏寿郎にバレンタインデーの時に
プレゼントした白濁液に似せた
練乳味のローションをその皿に注いで
「前に思ったんだが…、
お湯…入れた方が良くないかと思ってな」
指でその白濁液のローションと
お湯を指でかき混ぜて馴染ませて行くと
自分の指先に白濁液を
絡ませて 持ち上げて見せつけて来て
トロッ…とその白い液体が
彼の指を伝う様が
何とも リアルな粘調具合になって
どうにも それを想像させて来る
いや でもあの独特の匂いはしないし
練乳味にしてあるローションだから
普通のローションと乳臭い香りが
混じったみたいなそんな匂いがする
飲めと言ってるんじゃなくて
真似事でいいと言うんだから
猫がミルクを皿から飲む様にして
皿の中のミルクに舌を伸ばして
ピチャピチャと音を立てて
それを飲むふりをする
しばらくそうしているのを
静かに見ていた杏寿郎が
「知っているか、みくり。
猫は液体を飲む時に、舌を
スプーンの様に丸めて掬って
飲んでいるらしいぞ?」
みくりの頬に
両手を添えて自分の方へ
顔を向けさせてそう言って来て
つまりはそれは
この白い液体を
自分の舌で掬ってその舌の
凹ませた部分に溜めて見せなさいと
彼はそう言って来てるので
何となくだけど その後の行動も
付き合いがそれなりにあるので
みくりには分かっていたが
言われるままに 自分の舌を丸めて
スプーンの様にしてその
皿の中の白濁液を乗せるのは
流石に猫じゃないので難しかったから
ズズッと少し吸って自分の口の中に
その液体を溜めこむ
「みくり、口…開けて…。
君の口の中のそれを見せてくれ」
言うと思ったと
思いつつも
口の横に手を添えられて
杏寿郎の助けを借りつつも
口を開いた