第11章 ラングラー
野外でするの。
露出とか見られちゃうかもとかそういう、対人的なのは全くないけど…
単純に開放感があって、自然とも繋がれる感じがあって… すき。
とはいえ今は大自然、ではなく
わたしの背中は、体重の幾らかは車に乗っかっていて。
なんかこれはこれで…… 昂る。
「…っ ちょっ ばか……」
両手を車について身体を少しでも支えてたけど、
お腹に力を入れてふっとその手を研磨くんの胸に持っていった。
両手でそのプクッとした突起を弄ぶと、研磨くんがわたしを甘く罵倒する。
ばか、だって……
そんな、ほんとになんでもない言葉にさえも、じゅんってして。
ナカがキュウと締まる。
「…っ……」
『…んッ……』
研磨くんのもわたしのナカで更に硬く大きくなった。
表情までははっきりとは見えないけど、きっとすっごく色っぽい顔してるんだろうな…
そう思うだけでまた身体が……
「…もー無理 気持ちよすぎる」
『はっ……ん』
カプって首筋に甘く噛みつき、舌も這わせながら、
腰の動きが少しだけ荒ぶる
研磨くんはゆっくりでも、ゆーっくりでも射精するし、
こうして動物みたいに激しく腰を振ってイくこともある。
その間、みたいなことも。
とにかく、腰使いが激しくなったらもうすぐイクとかそういうんじゃない。
いつも同じ終わり方じゃなくって、だから一層、虜になる。
全くもってわざとではないんだろうけど、
いつもその時々の研磨くんがあって、快感があって。
その天然のテクニシャンっぷりにそう、わたしは完全に溺れてしまってる。
「…しょっぱ」
耳元で研磨くんが呟くとふっと息がかかって
ゾワって心地の良い鳥肌が立つ