第25章 昼下がりの密事(みそかごと)※R-18
そんなあげはの心配は
なかった事の様に
中に杏寿郎のモノが
押し入ってくる
すでに中は馴染んでる感じで
それもそもうだ 今日こうするの
3回目…なんだよな 実は
昨日もあれだけしてて
今日も もう3回目なんだし
どれだけ 体力 無限にあるんだろ?
ギュッと後ろから
抱きすくめられて
耳元で囁かれる
首筋に杏寿郎の髪が触れて
くすぐったい
「こんな時に考え事か?
あげは…随分と余裕だな」
急に揺り動かされる
リズムを早められると
「あん、は、んんっ、ダメ、
そんなっ急に動かしちゃっ…」
「痛むか?
なら、ゆっくりとならいいのか?」
そう言って
ゆったりとしたリズムで揺すられるも
もどかしい焦れったい様な
感覚が満ちていく
「あっん、ぁ、はぁ、んっ」
それに…だ
杏寿郎のは大きいのだが……
その… この体勢の所為か
随分といつもよりも
その 浅い場所に感じると言うか
確かに 体勢としては
寝てるだけだから 楽なのは楽なんだけど
「ん、はぁ、あ、んっ……」
「言いたい事が、あるんじゃないのか?」
余裕のある口振りで
そう杏寿郎が尋ねて来て
「え?でも……、こうしたかったのでは?」
「どうにも、まだ君は俺に対して
遠慮があるようだな。あげは。
素直に言えば…いいものを。
声を聴いていれば、俺には分かるが?
物足りないのだろう?もっと、
…深い所に俺が、欲しいんじゃないのか?」
そう熱い熱のこもった声で
耳元で囁かれるとゾワゾワとした
感覚が耳から背筋へと伝わって行く
私の中の もっと深いとこ
奥の方に…っ
杏寿郎の熱を 彼自身を
私が感じたいと思ってるのは
そう指摘されている通りで
トントンと手で仙骨の辺りを
軽く叩かれる
何だろう?とそちらを振り返ると
「腰だけ…、高く上げられるか?」
この体勢のままで
腰だけ…あげるとなると
つまりは
お尻を高く付き出す形って事…だよね?
「全部浮かせるのではなくて…、胸は
ベットに付けたまま…で。できるか?」