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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第25章 昼下がりの密事(みそかごと)※R-18


「随分と、今日の君は堪えがないようだが?
そんな、我慢できなくなってしまってる君も
俺は、可愛らしくて仕方がないが……。
強請られるのは……、いいな。
もっと、言ってくれるか?あげは」

よしよしと頭を撫でられながら
杏寿郎がそう優しく言って来て

こっちが強請ったのに
逆に杏寿郎に強請られてしまって

「杏寿郎、して?口付け……、
いっぱい、して欲しい……の。
手、繋いでするやつ。沢山」

「ああ、勿論だ。
あげは……、君の望むままに」

キュッと彼女の指を絡め取って
手を繋ぐとそのまま唇を重ねて
口の中に滑り込ませた舌で
彼女の舌を探り当てる

びりびりとした痺れが
絡め合った舌と繋いだ指の間から
広がって行くのを感じて

「んっ、ふぅ、…ん゛っ、んんーーんぅ」
「はぁ、……ふ、…あげはっ」

手…繋いでる所
びりびりして…気持ちいい……
手 繋いでるだけなのにっ

指 絡めてる所がびりびり痺れて
自分の胸の辺りも同じように痺れて来て

気持ちいい…

ギュッと強く 握り込まれると
胸が同じようにギュッとしてしまって
苦しいくらいに締め付けられてしまって
指を絡めて繋いでるだけ…なのに

「ん、んんっーん、ん、ふぅ、はぁ、ん」

「口付けているだけなのに、随分と
気持ちよさそうな顔をしているが?
俺の思い違いでもあるまい?あげは」

「はぁ、んっ、はぁ、あ……んんっ!」

首筋を舌で舐められながら
両胸を揉みしだかれる
身体に巻いたままのバスタオルの上から
その縁に手を添えられて

左右から中央に寄せられるように
掬われれば胸のサイドの根元には
甘い痺れが広がりやんわりと熱を
胸全体が持ってくるのがわかる

「あ、ぁ、はぁ、あぁんっ…、やぁあん」

今日のあげはは随分と
声が甘いな…それだけ
感じて居ると言う事なのだろうが

それになぜか外した物を
巻き直されてしまったが…

そうした所ですぐに解けてしまうものを…

そのささやかな抵抗も

また 可愛らしいがな

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