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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第25章 昼下がりの密事(みそかごと)※R-18


「あげは、それは屁理屈と言うんじゃ…」

彼女はあくまで手は
使わないって事…だよな?

それは 普通に
手を煩わせるよりも

各段に手を煩わせそうだが?
……と思いつつも

昨日もそうしたがる彼女を
断ってしまったが…

俺がそうしたがるのと同じ理由で
彼女が俺にそうしたいと言うのなら

あまり何度も 無下にするのも…
彼女に対して
悪い事をしているのではないかと

断るのも 気が引けるのは引けるが

「私も…、杏寿郎にしたいって言っても?」

「それと、手を使わないのは
…別の話ではないのか?」

「使ってもいいの?」

「いや。なら、君がそう言うなら、
使わないでなら……いいが?」


そう 彼女は 俺にこれから
何をするつもりなのか知らないが…

手を使わずにそうするとは
一体どうするつもりなのだろうか?


「じゃあ、あれで…、
私の手を縛ってもらっても?」


今…何と言った? 縛る?
あれで?とは どれの事だ?


「昨日、言いませんでしたか?
縛られるよりもって。
手を使わないってお約束したので、
手…、縛ってもらっても?」

「それは、言ったには言ったが。
何も、本気か……?君が、手を使って
しまうかもしれないからか?」


何か…考えでもあるのだろうか?


「そうです。そのお約束を私が守れるように
そうして頂きたいのですが?ダメでしたか?」

若干彼女の余裕のある表情が
気にはかかるが そうして欲しいと
促されるままに彼女の腕を
後ろ手に組ませるとネクタイで縛る

「これでいいのか?」

「ええ、これでいいです。
これで公平にできますし?」

公平……?何のことだろうか?

その公平の意味を
のちに知ることになるのだが


「公平?」

「いえ、こっちの話ですので……」


あげはが俺の前に膝を少しだけ開いて
膝立ちになると
丁度 彼女の顔の高さに
俺のそうなってる
モノが来る感じになるのだが


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