第22章 鏡の中の君を ※R-18
私の顎の下に手を回して来て
顎から首に向かって撫でおろしつつ
いつもよりも責めるようにして
低い声でそう言われてしまって
それは もう出来ないって
言うのを私に許さないと言っていて
許してってお願いする事も
させて貰えそうになくて
「あげは…、すまないが…」
突然に 謝られてしまって
何がなんだろうと思っていると
杏寿郎がトントンと私の太ももを
軽く叩いて両膝を寄せるように
合図してくる
このまま後ろからしたいと
いう意味なのかと解釈して
促されるままに自分の膝を揃えると
腰を少し浮かさせられて
何がどうなんだろうと思っていたら
正座をする形に両足を整えられて
その両サイドから杏寿郎の
足で挟まれると
「これでいいな…」
と満足気に杏寿郎が言って
両腕の上の方を掴まれると
そのまま膝で立てるかと聞かれて…
ぐっと身体を持ち上げられたかと思うと
後ろから繋がったままで
お互いが膝を立てた体勢になる
「ーーー!?」
気が付いた事がある
さっきまでと違うっ
かと言って後ろからする時とも違う
そうか 足閉じてるからだ
だからだ…自分の中にある
彼自身を中で凄く感じる
その形までしっかりとハッキリと
認識できるほどにだ…
それだけじゃない…これ凄いっ
どこにもかしこにも当たってる…
奥も…そうだけど
お腹の方の所も
でもそこだけじゃ…ない
横の壁も…四方の壁…全部で
杏寿郎を……感じる
「どうだ?あげは、……いつもよりも、
俺を…感じられるか?」
「はぁ、あっ、…でもっ
これで…、動かされたらっ、私っ…きっと」
ただでさえさっきまで
あんなに達して達して何度もしてたのに
こんな状態で動かされたら…きっと
またすぐに 達してしまって
グッと杏寿郎があげはの下腹部を
右手を押さえてグリグリと刺激する
「あぁんっ、やぁん、
あっ、は、あぁ、ぅんっ」
そのまま彼女を後ろから
突き上げれば
髪を振り乱して背を反らせて
快楽に打ち震える姿が
俺の目からは直接は見えないが
鏡の中に その姿が見える