第22章 鏡の中の君を ※R-18
そう彼に促すように言われてしまって
少しだけ腰を浮かせて
そろっと自分のお尻の辺りに
当たっていた杏寿郎のその部分に
自分の手を伸ばす
こうして手を添えてみて思うに
彼のはかなり立派な部類だ
もう何度もこうして身体を重ねていて
先ほどまでもそうしていて
自分の中が彼の形を憶えてしまって居て
もう すぐに馴染んでしまう
そんな身体になってしまっているのも
私は痛いくらいに知って居て
自分の蜜口に彼のモノを導いて来ると
ゆっくりと腰を沈めて行く
ズズズズッ…彼のモノが自分の中に
押し入るこの感覚すらも
快感でしかなくて…自分の中が熱い
この熱が
熱さが 自分の熱なのか
それとも杏寿郎の熱なのか……
彼女が背筋を反らせながら
腰を更に落とし込むと
彼女の中の奥へと引き込まれる
感覚に包まれる
「んんっ、ふぅ…はぁ、…っん」
あげはの両手が伸びて来て
俺の太ももに添えられると
その手で体を支えて
彼女の方から腰を少し浮かせると
ズンっと今度は沈められて
体勢的にもそう深く上下に揺する
事は出来ないが
彼女のその動きに合わせて漏れる
いつもよりも控えめな声と
鏡に映る その乳房が揺れる様は
何とも言えない眺めだった
その揺れている乳房を見ていると
どうにも俺の手で揉みたいと
感じてしまって
背後から手を伸ばしてその胸を
鷲掴みにすると荒々しく揉みしだく
「あぁ、んんっ、あっ、あぁっ、あぁああん」
揉みながら下から突き上げると
彼女の口から甘い声が漏れ出る
ズンズンと何度も突けば
甘い声が部屋を満たして支配する
あげはの声をいつまでも
聞いていたいとさえ
思えて来てしまって
胸を揉んでいた手を離すと
そのままその手を下に伸ばして
指でその花芯を弄ると
ギュウウっとあげはの中が
俺のモノを締め上げて来るのが分かる
「やぁあぁんっ、だめっ、
そこはっ…んん、あは、あぁああんっ」