第22章 鏡の中の君を　※R-18

「気持ちいい…か？あげは」

「んんっ、いいけどぉ
…でも、……杏寿郎が…」

俺が欲しいと　彼女が
強請りたいのだと思うと
ゾクゾクとした感覚が
身体の奥底から湧き上がるのを感じて

求められてるのだと言う事実に
満たされる様になりつつ

そうも　感じながらも
こうして俺の指で乱れる

甘い声を出して
快感に美しい顔を歪める
その彼女をもっと
堪能したいと言う気持ちもあって


空いている方の手の指を
あげはの花芯に当ててグリっと
押しつぶすかのようにして
擦るとあげはの中がギュウウと強く
俺の指を締め付けて来て

「やん、ダメっ、そこも
一緒にしたらぁ、んんっ、またっ」

「君の中が、そうして欲しいと
言っているが？こんなに締め付けて来て、
ダメだと言う気か？それに、ダメじゃないと
言っただろう？あげは」

「あぁんっ、やぁ、ダメっ、いいから、
気持ちいいから。気持ち良すぎて、頭が変
……になるっ、あぁああんっ、あぁ、んんっ」

「まだまだだろう？…変になればいい、何も
分からなくなるぐらい、
俺の事だけ感じてればいい…」

そう言われて
更に花芯と中を
同時に責められると

また更に絶頂が波となって
押し寄せて来て…

「杏寿郎が…、いいの」

「あげは？」


「杏寿郎がいい、指じゃ嫌…、だぁ、ん、っ」

「なら、今度は君が言ってくれるか？
俺とどうなりたいか…をな」

「杏寿郎と、繋がりたい…の。
入って来て欲しい…っ中に。
杏寿郎が欲しい…よぉ」

お尻の辺りに熱くて
硬くなった彼のが当たってるのは
その前から分かっては居たけども

「なら、君からそうして貰えるか？あげは」

そう言われて思わず
後ろを振り返ってしまった

目が合って

私から　そうする？と言うと

つまりは……
ちらりと視線を硬くなっている
彼のモノの方へ向けると

これを　自分から……って事で

「ん？欲しいんじゃなかったのか？
俺と繋がりたいと言ったのは
君じゃなかったか？」