第22章 鏡の中の君を ※R-18
「そうだな、いい子だ。なら、もう一つ
…答えてくれるか?俺の、可愛いあげは。
君にはどう…見える?」
見える?
見えるって何が?
「見えるって?…え?ちょ、やっ!!」
グイっと右側のお尻の下へ
杏寿郎が手を差し込んで来て
そのまま足を大きく開かされてしまって
あげはが慌てて
自分の手でその部分を隠すと
「何をしている?…あげは、
そうされると見えないが?」
「やっ、ダメですって、ダメに決まってる……
こんな、恰好。見えてしまいますからっ」
「なら、そこに触れないが…。いいのか?
そんな事になってるのに?
そのままになるが…?」
ドキドキと
心臓が騒がしい
要するに
ある意味脅迫ともとれる
彼のその言葉は
私が 鏡に映らせまいとしている
自分の手を退けないと
そこには触れないと言っていて
「いいのか?」
そうしろと
急かされるようにそう言われて
そっとぎこちない仕草で
あげはがその部分を隠していた手の
力を緩めると
あげはがそうしたのを確認し
腰を引いて映るまいとしていたのを
鏡から丸見えになるように
体勢を整えられてしまって
あまりの恥辱に
あげはが身を震わせながら
ぎゅっと瞼を強く閉じて目を閉じると
「そうしていれば、
君からは見えないかもしれんが。
俺からは、良く見えているが…な?
いいのか?」
「やっ、杏寿郎、そんな場所…見ないで…っ」
「それはどうしてだ?
まだ見られてるだけなのに
中から溢れて来てるからか?
違うと…言えるか?
どうなんだ?あげは…」
違うと 否定はできない
現に杏寿郎に
自分の恥ずかしい場所を
鏡に映されて
更にそれを凄く 見られていると
そう思っていたら
中からどんどん
更に 溢れてくるから