• テキストサイズ

その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第13章 湯治編 小さな蜜月 ※R-18


「あげは、好きだ…愛してる…」

囁かれた愛してるに返事したかったのに…
とっても 嬉しかったのに…
ただ 気持ち良くて喘ぐしかできなくて

好き 好き 私も
杏寿郎が…好きだよ…
私も 貴方を 愛してる……

「あっ、んっ、ふぁ、
あ、あ、ぁああああああっん!!」

一際大きな絶頂に意識が
一瞬消え入りそうになって
自分の中に熱い 彼の絶頂の熱を感じた

「…く…、っ…ハァ、ハァッ…、ぅ…」
「あっ、は、はぁ、はぁ、…ん…んっ」

そのまま自分の上に崩れてくる
杏寿郎の体を抱きしめて受け止める

凄い 汗だく…だな
自分の中で
まだ熱が吐き出されてるのを感じる

「あ、……あっ、んっ…」
「あげは…、これは意識的にしてるのか?」

恨めしそうに杏寿郎に言われて
意識的にしてるとは…一体
何の事かとあげはが
訳のわからなさそうな顔をしていた

「ハァ、…君は、俺からどれだけ…
絞り取るつもりだ?これ以上は…っ」

ギュウギュウと奥に飲み込むようにうねって
もっとと強請っているのに
全く 無意識なのか?

少し腹立たしくなって
そのままで腰を打ちつけると

「ひゃぁ、あ、やぁあああん!!」

信じられない程の
蕩けて気持ちよさそうな声を上げて
更に締め上げられてしまった

ここに来て こんな声を出すのは
ある意味 卑怯とも言えよう

このまま搾り取られっぱなしなのも
釈然としないので
更に腰を何度か打ちつけると
どうしようもない甘い声が漏れ出る

「あ、ああん!杏寿郎さんっ、
今は…動いちゃ…ダメっです…からぁ」
「む?もう呼び捨ては終わりか?
それはいけないな」
ズンッと再び腰を沈められて

「きょう…じゅろっ、あっ、んっ、
ダメって言ってるのにっ…」
「ダメはダメだと、いつも言っている!」
「やぁあんっ、意地悪…っ」

「しばらく…このままでも?」
それは繋がったままで居たいと言う事だろうか?
「動かさないなら…、いいですよ」

「俺は、あの可愛い君がもっと見たいがな…」
頬に口付けをされてそのまま口付けを交わす
心地良い疲労感に睡魔が襲ってくる

「あげは…、好きだ」
そう耳元で囁かれて耳にも口付けをされる
「んっ、杏寿郎…、私も…」
私の言葉を聞き取ろうと
杏寿郎が耳を寄せて来て
その耳元に「好き」と囁いた

/ 1961ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp