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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第68章 酔って酔われて飲まれる夜に… ※R-18



水の冷たさと相反するその舌の熱さの

温度差を感じながら 熱いと冷たいの間で

じりじりと身体の芯に熱が籠り始めるのを感じる

くちゅ…口腔内を隅々まで その熱い舌で

舐め上げられてしまって


その熱が 自分の吐息に混じって 


熱を帯びた吐息を口付けの合間に吐き出した


スルッとその舌と同じ位に熱い彼の手が

私の身体を着物の上から這って来て

その熱が着物の上からでも 感じられそうな程で


「君はそのまま、洗い物の続きを…してるといい」


「んっ、ですが…
お言葉にはありますが…、杏寿郎」


そう言われて 洗い物の続き…とは言っても

殆ど洗えてるから後はすすぐぐらいなのだが

杏寿郎が増やした柄杓を洗う位の事なのだが


後ろから抱きすくめられながら

動きにくさを感じて居ると
スルスルと彼の手が身体を弄って来て


「んんっ、杏寿郎…、
邪魔をなさらないで…っ下さ…い。
洗い物が…っ、出来ませんの…でッ」

そうされては洗い物が出来ないと
あげはが不満そうに杏寿郎に言って来て

「邪魔をしてるつもりはないんだがな、俺は」

そう耳元で囁かれて
そのまま舌で耳縁をくすぐって来る

「ぁ…っ、ンんッ、いけませ…んっ、ここは…」

「普段は、使用人が詰めている部屋も近いし。
仕込みやらで常に使ってるからなここは。
こうしてると、まるで夫婦にでもなった様だがな」

着物の衿の合わせから杏寿郎が手を滑り込ませて来て

適当に着ただけの着物は簡単に肌蹴てしまって居て

直接その手で乳房を揉まれてしまって
キュっと先端を摘ままれるとビクッと身体が跳ねる

「んやぁ、そこ…、摘ままないでッ…んんぅ」

「どうしたんだ?
あげは…、まだ終わってないだろう?」

そう言って洗い物の続きをする様にと
こちらに促して来るが 皿を持つ手が震えて
身体の力が上手く コントロールできない



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