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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第66章 秘めないヒメゴト ※R-18



「ゃああぁんっ、ダメッ…んんっ、
今っは、動かさない…んぅ、でっ…ッ」

「それは…ッ、あげは。
君の中が…、悪い…んじゃないのか?
俺がそうしてるんじゃなくて、
君の中が締め付けて精液…を、
搾り取る様にしてくる…からっ、
俺もそうしてしまうの…であってだな」


俺の所為じゃないとでも言いたげに
杏寿郎が悔やむようにして言うから

「んぅ、はぁ、ダメッ、んやあぁぁあんッ」

そう言いながらも 腰を数度抽送して来て
その度に強烈な快感が全身に走るから
更にその快感で中にある彼のを締め上げて居て


「…っ、ハァ、だからッ…
どうして…っ、くれるつもりだ?あげは。
そんな風に…、されてしまってはッ、
終わる…にも、終われない…だろう?」

「んんっ、はぁ、あ…、杏寿…郎」


スルッと下から
あげはが手を伸ばして来て
杏寿郎の額に浮かんでいた汗を
自分の手で彼の目に入らない様に拭って行く


「すまない…な、あげは。
このまま、風呂に…一緒にと言いたい所だが。
少し、このままで休ませてくれるか?」

彼も気怠い倦怠感がある様で
汗をかいたから入浴をと考えている様だが
それもすぐには難しそうだと言って来て

「あ、でしたら、私が風呂の準備を…今の間に」

「いや、大丈夫だ。風呂はいつでも入れる。
千城を出る前に、要に手紙を託して置いたからな。
丁度、今ぐらいにいい頃になる様に
風呂を用意して貰ってるぞ?」

「なっ、杏寿郎っ、
始めからそのおつもりにあられましたね?」

むぅっとあげはが何とも不満がありそうな
そんな表情をしていたので
よしよしとその頭を撫でると

「呆れるか?あげは。
俺が、君のあの振袖姿を見て。
結納も済ませたんだ。
君と夫婦になれるんだと、
実感のひとつもしたくなるだろう?
正直、君を求めたい気持ちを
夜まで抑えられる自信が無かったからな。
本心を言ってしまえば、このままこの後2度3度と
言いたくもなるが。あまり遅くなると
春日にも迷惑になるしな。夜までに
屋敷に戻れなくなるかも知れんからな」



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