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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第66章 秘めないヒメゴト ※R-18


あげはが達してしまって
彼のを締め上げても

彼はその抽送を緩めずに
更に更に杭を奥へと打ち込んで来る


「…ハァ、あげは…ッ、あげは…」

「んあ、やぁあぁん、
あぁ、ひゃ、ぁああぁンんッ」


彼が激しく抽送する度に
目の醒める様な全身の毛穴が鳥肌立つ様な
強烈な快感が駆け巡って行くから

「ふぁあぁっ、んぁ、…ぅ、
あぁあんっ、はぁ、あぁッ」

その快楽を与えられるままに
感じるままに感じて
喘ぐままにしか出来なくて

スルスルと杏寿郎が手を腰の後ろを
支える様にして滑り込ませて来て


「んやぁ、杏寿郎っ、ダメッ、んんっ
なりませ…んッ、今…っ、
この体勢でそうされたらッ」

「…っ、ハァ、あげはッ。
これ以上…、繋がれない所まで、
君とひとつになってしまいたんだが」


杏寿郎の言葉にギュウウっと
自分の中と胸の中が
同時に締め付けられてしまって

もう このまま 
壊れちゃっても…いいって

そんな感情に自分が支配されて行くような

そんな錯覚に溺れる 溺れてしまう

杏寿郎しかない 

そんな世界に 溺れて行く感覚

何て 愛おしくて 幸せなんだろうって


「んぁああっ、杏寿郎…ッ、
好き…っ、貴方が…、んんっ」

「ハァ…っ、俺も、だ…。
あげは、君が好きだっ…」


そう言いながら グイっと
腰を浮かせるように引き寄せられて


「…杏寿郎…?」

「あげは。手はもう、
…楽にしてくれてていいぞ?」

杏寿郎があげはにそう言って来て
自分の手で足を支えるのを止めていいらしく
スルッと自分の足を支えていた手を解いた

杏寿郎がそれを確認すると

フワッと自分の身体が
宙に浮いた様な感覚がして

肩甲骨の辺りまでの背中の上の方だけを

布団の上に残されたままで

彼の手で腰を支えて
高く持ち上げられる

「…あの、…杏寿郎?」

「あげは、動かす…ぞ?」

ズッチュン…と
奥を激しく突き上げて来られてしまって

「あぁ、んっ、んはぁ、んぁあぁっん」



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