第61章 蜂蜜と房中術　　※Rー１８

「君の蜜に蜂蜜が溶けて、
トロトロ…の蜜になっているが？」

「んんっ、やっ、杏寿郎。
恥ずかし…い、言わない…でっ」


杏寿郎の指先が　ぬりゅ…と
あげはの蜜口を擦って来て

あげはの中から溢れる蜜を
指で確かめている様だった


「これは、君の蜜…だろう？あげは」

「んっ、やっ、はぁ、
んんっ、やぁ、んっ、ふぁあぁん」


入口で私の蜜と溶けた蜂蜜を混ぜ合わせて
指先を蜜口の上で円を描いて滑らせる

クチッ…クチィ…ニチュ

そこを擦られる度に
水音が耳に付いて来る


音　凄い…してる…ッ


羞恥心を煽られる程に

その羞恥心が　トロトロと

蜜口からあげはの蜜を漏らして来て


「今はすっかり混じってしまって、
どちらの蜜とも知れぬ感じだがな…。
味も確かめてみるか…？ここの蜂蜜も
綺麗に舐め取って落として置かないとな」


そう言ってグイっと足を開かれて
その間に杏寿郎が
自分の身体を割り込ませて来て


蜂蜜と蜜に濡れた
あげはの秘所に顔を近付ける

濃厚に香り立つ蜂蜜の香りの奥に

こちらの本能を刺激して来る


「濃密な…蜜の香りがするがな…」

「…んっ、はぁ、あぁんッ」


香りとしては蜂蜜の香りが
前に出て来て邪魔をするから

鼻からは嗅ぎ取れないが

あげは自身の匂いを

自分の嗅覚が本能的に嗅ぎ取っていて


自分の下半身が

ざわざわとざわめき立って

陰茎に血流が集中してくるのを感じる


その部分を濡らす蜜を
その皮膚に残さない様に
かき集める様にして舌を這わせる


「ふぁ、ああぁんっ、はぁ、
ん、んぅ、んんっ、はぁ、あぁん」

あげはの蜂蜜の様に甘い声を聞けば

ズキズキと自分の陰茎に
血流が一気に集まって
先程よりも膨張する感じがするから

その感覚が痛みに似た疼きを起こす


彼女の中に入りたい…と

衝動にも似た感情が頭を支配して来る


突き立てる様に急き立てる様な…感覚を…


「あげは…、あまり俺を
そう、急かさないでくれないか？
俺はもっとじっくり…、君を
味わい尽くしたいからな…」