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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第53章 期待の募る夜には… R-15


「どうして…俺から、
視線を逸らそうとするんだ?あげは」

「んっ、…そっ、それは…、その」


杏寿郎が上からあげはを
何とも色気のある目をして
見下ろして来て

その目で 見つめられていると思うと

それだけで どうにかなってしまいそう


「ふむ、…そうだな。
足だけ縛るのも、失礼と言う物か…」

と杏寿郎がぼそっと
自分だけが納得する様に呟くと


左手であげはの両手を頭の上で
一纏めにして手首を掴んで固定して来て

スルスルと右手で
あげはの胸から脇腹を撫でて来る

撫でられた所から
ゾクゾクと身体が震える

「ふっ、…ぅんッ、はぁんッ」

腰骨までその手を滑らせると
下腹部に手を添えて来て
グッと指先をそこに沈め込ませて来る

「んっ、あっ、はぁ、あぁんッ」

そのまま 今度は
右手で太ももの辺りを撫でられ

グイっと両方の太ももの間に
僅かに出来た隙間から手を滑り込ませると
親指の付け根の部分を大陰唇の部分に
ギュウッと押し当てられてしまって

「んぁ、はぁ、、…んっ、
んっああぁんッ、あぁ、んッ」

押し当てられてままで 揺すぶられると

快感が身体の芯から
湧きあがって来て膨らんで行って

「……こうされるのは…、
気持ちい…い…か?あげは?」

グイっと更に杏寿郎が
手を押し込んで来て 

ギュウッと奥が締まると

一気に絶頂へと押し上げられてしまって


「はぁ、んっ、あぁんっ、
やぁ、んっ、そうされたらッ、
またッ…来ちゃう…んっ、ぁ、んァ、
んっ、んあぁ、はぁあぁあぁんッ」


ガクガクと身体を震わせながら
あげはは絶頂を迎えてしまった


余韻に浸りながら 呼吸を整えていると

杏寿郎が自分の手に
とろみのついた液体を取って

その手の上で 
そのとろみのある液体を

音を立てながら
自分の指に絡めて行く姿から

どうにも 目が離せないでいて…

その手をどうする……つもりなんだろう

とか そんな事をあげはが考えていると

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