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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第46章 蝶の憂いと私刑執行?


杏寿郎が不死川の方を見て
その読みについての
答え合わせを求めて来る

「あげはの読み通りか?不死川。
俺は黒風烟嵐の
可能性もあるかと踏んでいるが、
君的には勁風・天狗風だろうな。
どうだ?不死川」

「ああ、そうだっつったらどうなんだよ?」

だったら何なんだとでも言いたげに
先の手を読まれてしまって気に入らないのか
不死川が苛立たしい様子で答えて来て


「それを、君は
何で受けるつもりで居た?あげは」


杏寿郎はその様子を気に留める様子もなく
あげはにその先を確認して来て


「鏡面の改で…受けるつもりにありました。
多鏡面なら、そのどちらが来ても
十分に対応可能でありますし。その後は
もう一度、不知火双か、鏡連水車を…」

「オイ、あげは。
聞いた事ねぇ型ばっかじゃねぇかよ。
どうなってんだよ?
たきょうめん?なんだそりゃ」

不死川が自分の型をトントンと
木刀で叩きながらそう
説明しろと言いたげに言って来て

「多鏡面…と言う位だから、
鏡面の鏡の枚数を増やす型だな。
先日の鏡の複数の枚数を所持する
物の応用か。確かにそれなら
より多くの鏡で、効率よく
相手の攻撃を吸収できるのか…成程」

あの例の上弦の鬼との戦いの折
俺が煉獄の溜めをしている時に
鏡面で俺の事を彼女は庇ったが

一枚の鏡面だけでは
広範囲の血鬼術を受けきるのは
難しい印象だった…
だが 鏡を増やせばより広く

鏡の防御壁を展開できる…訳か

「煉獄!てめぇ、
ひとりで納得してんじゃねェぞ。
その不知火なんちゃらは、さっき見たぜェ。
も、いっこの方、
冨岡が使うアレと違うのかよ?
違うつぅんだったら、説明しやがれェ」

そう 不死川が説明を求める様にして
鏡連 水車について尋ねて来て


「俺があの型についてどうこうと、
口で説明をするよりも、
現物を見る方が早いだろうな!
百聞は一見に如かずだ。
竈門少年も良く見てなさい。
不死川、木刀を貸して貰いたい。」

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