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天谷奴零に騙されたい【ヒプノシスマイク】【短編集】

第5章 碧棺左馬刻は優しい【甘々、シリアス】


左馬刻「……い、おい起きろ」

『ん……んん?……わ!ご、ごめんなさい!!』

いつの間にか眠ってしまったのか
左馬刻の肩に寄りかかって寝てしまっていた

左馬刻「別にいい、それより行くぞ」

『う、うん』

また手を引かれる
彼はこうするのが好きなのだろうか

左馬刻「ここだ、前見てみろ」

『ん……わぁ!綺麗!!!』

左馬刻「だろ?ここは俺様のお気に入りだからな、汚ぇ街もこうして見りゃましになる」

『凄いね!さっきまでいたとこと同じなんだよね?不思議……』

ヨコハマの街明かりが川に反射して見える
キラキラと輝きイルミネーションのようだった

『本当に、すごく綺麗……』

左馬刻「俺には……」

『ん?』

左馬刻「俺には妹がいる、合歓っつー妹が。今は中央区にいる」

『働いてるってこと?』

左馬刻「いや、、……そうなのかもな」

『……私は離れませんよ』

左馬刻「!!」

『とゆーか、左馬刻が引き取ったんでしょ!責任もってよ!』

左馬刻「あぁ、そうだな……」

左馬刻「(妹みたいなもんだと思ったが……俺の方が兄じゃいらんなくなりそうだな)」

『また、ここに来たいな!』

左馬刻「あぁ、何時でも連れてきてやるよ」

ここに来る前よりも
明らかに顔を上げているをみて
左馬刻は優しく微笑む
その笑みは"妹"に対してなのか……

左馬刻「夕飯は何がいい」

『んー、お寿司!!』

2人は手を繋いで車に乗り込んだ


─────────

読んでくれてありがとうございます!
甘々よりもシリアス多めでしたね……


私的には、左馬刻は彼氏じゃなくて兄ポジがいいですね!
血の繋がりはないんだけど兄妹だよ〜みたいな!

次のお話は誰にしようかな……
悩み中です( ˘•ω•˘ ).。oஇ
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