天谷奴零に騙されたい【ヒプノシスマイク】【短編集】
第4章 観音坂独歩のネクタイ【裏】
独歩「そろそろ寝よう」
『うん』
お風呂から出たあと
2人でテレビを見たりして過ごしていたら
いつの間にか12時を過ぎていた
独歩「明日も休みか……何だか変な気分だな」
『働きすぎだよ…独歩は』
独歩「そういうだって、結構働いてるだろ?」
『私は平気だよ、上司の人も優しいし』
独歩「まぁ、そうだろうな……最近はあのハゲ課長もパワハラの疑いかけられてて、たまに定時で帰らせてくれるんだが……本当にたまにな」
『それじゃあ意味ないよー、、』
独歩「もっと一緒にいたい?」
『うん……だって、、もう付き合って1年くらい経つのに、まだデートも2回くらいしか行けてないんだよ?』
独歩「ごめん……俺のせいで」
『わー!違う!独歩のせいじゃないよ!』
独歩「……」
『……』
気まずい雰囲気が流れる
いたたまれなくて何か言おうとした時
独歩が口を開いた
独歩「一緒に……住まないか?」
『…………へっ?』
独歩「前から考えてたんだ、俺と一二三が住んでる家、部屋が1個余ってて物置になってるから……」
『ちょ、ちょっと待って!頭が追いつかない……え?それって……え?』
独歩「お、落ち着け。うん、いわゆる同棲って事になる。一二三も一緒だけど」
『あ、そ、そうだよ!一二三くんの女性恐怖症は?』
独歩「それは大丈夫だ。一二三もなぜかの事は怖くないって言ってた」
『そ、そっか……一緒に住める……へへ』
独歩「よかった、、も仕事の事とかあるだろうし、俺達も片付けとかがあるからいきなりとはいかないけど……約束する、絶対一緒に住もう」
『うん、約束だよ?』
指切りげんまんをして
2人、どちらからともなく顔を寄せる
誓いをするかのように口付けを交わした
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なんだかんだ長くなっちゃいましたね
ここまで読んでくれてありがとうございます!
次のお話もお楽しみに!
しばらくはこっちを中心に更新していきます
炎炎を楽しみにしている方はすみません!
暇つぶしにでもこちらを読んでいただけたら幸いです