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天谷奴零に騙されたい【ヒプノシスマイク】【短編集】

第3章 白膠木簓のスーツ【微エロ、嫉妬】


良くテレビで結婚報道がある
そこでよく聞く言葉は

"ビビッときました"

所謂直感言うやつやな

俺はそれなりに女性経験もあるし
そないな事は今まで感じたことなかった

今までは

_______________

簓「はぁ...」

盧「なんや簓、ため息ついて」

簓「いや、大したことやあらへん」

零「ため息つくと幸せが逃げるぜ?おいちゃん達に話せば解決はしなくても楽にはなるかもしれねぇ」

盧「話してみぃ」

簓「......実はな」

簓はどついたれ本舗のメンバーである2人に
ため息の理由を話した
"知り合いのディレクターの娘に会ってほしい"
所謂お見合い話だった

盧「なんやいつもの事やないか、断ればええんとちゃうんか?」

簓「それが出来ひんのや、そのディレクターさんには良くしてもろうててん」

零「なるほど...今後のためにってことか」

簓「せや、会うだけ言うとったけど...絶対そーゆー話やろからなぁ」

年下も年上も関係なく仲の良い簓にとっては
よくある話で、いつも断っていた

零「ま、会うだけ会ってさっさと帰るのが1番じゃねぇのか?」

盧「それは相手に失礼やろ」

簓「うーん...」

結局答えは出ず、会う事になった
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