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おてんば少女が恋に落ちた
第5章 体育
宇宙side
私は柚葉と白井くんのおかげもあって、次の日から普通に登校することができた。
昨日、私のことを悪く言う人がいて、正直周りの人がみんなそういう人なんかじゃないかって、思ってしまう。
でも、
「おはよ。もう大丈夫か?」
白井くんのこの何気ない一言が、私を安心させてくれた。
「うん、大丈夫。ありがとう!」
(いつまでも、落ち込んでちゃダメだよね。
元気出さなきゃ!)
「よーしっ!」
パチンッ
私は両手で自分のほっぺを叩き、気持ちを切り替えた。
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