• テキストサイズ

〖進撃の巨人〗Raison d'etre ─贖罪の贄─

第7章 訓練の日々


ジルが班長を務めるジル班の班員は─

ローエン・バルツァー
ザビーネ・エーベルヴァイン
アルベルト・デューラー
オリヴァー・マルクス
この四人がジルの班員だ。

「それじゃあ、上手くやれるか分からないけど、手順通りに模型に斬りかかってみようか。
順にやるとして、最初は…」

順番を決める為、渡された書類に書かれてある名前と本人たちを見る。

「じゃ、俺が先にやっていー?」

そう提案をして来たのは、
アルベルト・デューラー、今年十三歳になる男子だ。

「他に先にやりたい人がいなければアルベルトが一番手でも構わないけど…」

ジルはアルベルト以外の班員の意見を伺う。

「私はいつでも構わないけど」

立体機動に影響が出ないような眼鏡をかけた物静かなジルと同じ歳の女子─ザビーネが答えた。

「俺も順番は気にしない」

背も高く、歳もこの班の中で最年長の十四歳である男子ローエン・バルツァーもザビーネに同意する。

「僕は皆がやった後で大丈夫だよ!」

オリヴァーは以前、訓練の時にジルが助けた事がある訓練兵だ。歳もジルと同じく十二歳だ。
/ 149ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp