第3章 殺し屋業、復帰!!
「〰️ッッ、んぁっん、っぁあ………ッッ、やだぁ奥っ、もっと……、お、く……っ」
湯船の中。
向かい合い、下から時雨の体を突き上げる。
ぎゅうって握りしめられた髪がジンジンと痛みを伴うけど、目前に揺れる豊満な胸に舌を這わせ、掌には吸い付く肌。
痛みも興奮材料として、変換されていく。
「いつも奥嫌がるのに?」
「きょーじゅきょ、ぉ……ッッいじわる、だも……っ、ふぁああ!?や…っ、またぬくのやだぁッッ!!」
「苛めたい気分なんです。まだまだイかせない」
「〰️ッッぅう、やぁっ」
ちゅう、と目の前の胸へと吸い付けば。
バシャッと水面を揺らし、時雨の背中が反り返る。
「………きょー、じゅ。お風呂でも眼鏡、するの?」
「ぇ」
トロンとしたままに顔に回された時雨の指先。
一瞬時雨へと視線を取られ、腰を押さえていた両手の力が抜けた。
「…………っぁあッッ」
瞬間。
一気に深くまで時雨を貫いた自分自身。
はじめて最奥まで貫かれた刺激は時雨をあっとゆーまに絶頂へと導き、なかをきつく、締め付けた。
「………っ」
「きょーじゅ、めがね……、とってい?」
うねるようななかが、気持ち良くて。
ゆらゆらと動く腰が、止まらない。
「………ッッ、ぁっ、……かお、みてい?」
「………どうぞ」
ゆっくりと、震える指先が眼鏡を外して。
蒸気で曇っていた視界が、クリアになった。
そっと。
時雨の指先が右目へと触れて。
腰の動きも、止まる。
「もう全然、見えてませんよ」
「これ、かくすために、めがね?」
「別に隠してるつもりはありませんが。時雨も全然ふれてこなかったので」
「………いつもしてるから、なんかあるとは思ってたもん」
「寝るときは外してますよさすがに」
「そう……っ、だけど。あたしが起きてる時、ずっと眼鏡してた!!」
「あまり見てくれのいいものでもありませんし」
光を、色を失った瞳など。
「怪我……したの?」
「そうですね」
「もったいないな」
「え」
「教授、こんなにキレイな顔してるのに。隠すなんてもったいない」
掬われるように時雨の両手が頬へと触れて。
右目に、口付けが送られた。