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暗殺者の正しい飼い方しつけ方

第3章 殺し屋業、復帰!!


サー、と。
顔色が変わる。
期待に赤くなり、恐怖に青くなる。



「時雨?」



「ふ、く……ッッ、お風呂は、服脱いで、入る…っ」
「………ああ」


脱衣場でドレスを脱ごうとストッキングを下ろしている姿が予想に反してエロすぎて。
そのまま浴室に連れ込んだんだっけ。


「濡れちゃ……ッッ、さっきも赤いの、汚したのに」
「問題ありません。また新しいの買ってあげますよいくらでも」




背中のファスナーを唇で下ろし、背中に口付ける。
ついでに下着のホックごと口と歯で外せば。
掌には弾力のある柔らかい胸がしっくりと、馴染む。


「や……っ、め!!━━━〰️んんっ」


両手で先端だけを執拗にくりくりといじめてあげれば。
壁についていた両手は口を塞ぎ、体を反らしてこちらへと時雨は凭れ掛かってくる。
そのままドレスをバサリと、床へと落とした。
アップに纏めている髪飾りを引き抜けば。
キレイな金色の髪が、バサリと眼下へと広がる。



「………時雨」



やっぱり時雨は、キレイだ。
吸い付くような肌も。
透き通るような金色の髪も。
あどけなく甘い声色も。
月明かりの下現れた時雨に、あの瞬間恋をしたんだ。
間違いなくあの瞬間、時雨に心ごと全てを奪われた。



「きょー、じゅッッ!!もっ、〰️っだぁ!!そこ、それやだぁっ、………ッッ」
「だって時雨が触って欲しそうに胸付き出すから。好きでしょう?ここ触るの」


完全にこちらへ体重を預けながら、しがみつくように時雨は両手で俺の腕を掴みながら。
無意識か、腰が押し付けるように揺れている。



「………っち、が、違うの…っ」
「ん?」



とぼけるように、再度人差し指で先端をくりくりと苛めた。
時雨の吐息が。
高潮した頬が、鏡越しにうつる。



「きょー、じゅ……ッッ」



血が、騒ぐ。
その感覚は、良くわかる。
久しぶりの血の臭いに、肌を切り裂いたその感触に。
体が知らずに興奮する。
当たり前の日常から離れて、久しぶりに得た高揚感。
時雨の中で疼くその正体には、気付いていた。
気付いていたからこそ。
わざと。
刺激を抑えるように、触れた。
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