第4章 覚悟
花巻は女子2人と小学生1人ということに危機感といのりへの独占欲が芽生えた。
「なぁそれ俺も一緒に行っていいか?水瀬の水着姿、俺のいないところで着て他の奴らに見られるの嫌なんだけど」
『えっ!あ、はい!私は大丈夫です…!でも花巻先輩は大丈夫ですか?』
たしかにいのりがもし席を外したら気まずくなるに違いないと思った花巻はあることを思いつく。
「それ及川たちも誘っても大丈夫か?」
『私は大丈夫ですよ!明日友達にも聞いてみます!」
「及川たちにも俺から聞いてみるよ。ごめんな」
『いえ、大丈夫ですよ』
「じゃまた伝えるわ。夜遅くまでありがとう。じゃあまた部活で。」