第3章 変化
及川side
あれから俺たちはちょっとしてから岩ちゃんが部室に買ったシューズを置きに学校へ向かい、部室へ行く。すると体育館ではバレーの音がしそーっと覗き込むとそこにはまっきーといのりちゃんが対人をしていた。
俺はとっさに隠れてしまう。
(なにあれ!まっきーといのりちゃん学校に来てたんだ。しかも対人してるし。いのりちゃんうまっ!)
「おい、及川何こそこそしてるんだよ」
後ろから岩ちゃんが話しかけてきて俺は慌てて「しーっ!」と言いながら岩ちゃんに隠れるようにいう。
「あれ?花巻と水瀬じゃねえかよ。ここに来てたんだな。しかし水瀬対人うまくねぇーか?」
「そう!そうなんだよ!さっきからやってるのに一回も落としてないんだよ!」
「へぇーそれはすごいな。」
と言いながら岩ちゃんは俺の頭の上に腕を乗せ体育館を覗き込む。
「ちょっと岩ちゃんそんなに押さないでよ。バランスがっ…!うわぁっ!」
という前にはもう遅く俺はバランスを崩し岩ちゃんと後ろへしりもちをつく。その声に気づいたのか2人がやってきた。
「及川、岩泉!何やってんだお前ら」
「やっほーちょっとね」
俺らはことの成り行きを説明した。もちろん買い物の後をついて行ったのは内緒でね。
「てゆーかさいのりちゃん対人うまくない?ねぇ俺ともやってよ!」
『え、そんな無理ですよ!あれはたまたまです』
「えーそんなことないって。ねぇ岩ちゃん」
「おう。うまかったぞ。なんなら2対2でもするか」
「岩ちゃんナイスアイデア!なんならまっつんも呼んじゃおーよ」
俺はすぐにまっつんに連絡を入れる。
[もしましまっつん今暇?]
[なんだよ及川。人を暇人扱いしやがって。暇だけど]
[今さ体育館で岩ちゃんとまっきーといのりちゃんでバレーしてるからまっつんもおいでよ]
[なんだよ俺だけ仲間はずれかよ。待ってろすぐ行く。]
[おっけーまってるねー。ばいばーい]
「来るって!」
「「来るのかよ」」
そらからまっつんがくるまでグーパーで別れて2対2をした。俺&まっきー対岩ちゃん&いのりちゃんで