第3章 変化
及川side
2人の後を追いかけるとフードコートに向かい今から昼食を取るらしい。俺たちもささっと食べられるようファーストフードを注文した。岩ちゃんは黙々と食べてる。
「いいなぁー俺も いのりちゃんとデートしたーい。」
「それは 水瀬がかわいそうだろ」
「それちょっとどういうこと岩ちゃん!?」
まったく岩ちゃんひどいんだからー。そしてまた2人を見ていると いのりちゃんがまっきーの口元を拭っていた。
「岩ちゃん岩ちゃん!!見た?見た?今の⁉︎」
「うるせぇよ及川。さっさと食えよ。」
「もー、ちょっとは興味持ちなよ!あんなことしてるのに」
岩ちゃんは興味なさそうにして俺の話を全く聞かない。そのあとは2人とも普通にご飯を食べていたので俺もやっとご飯を食べた。
2人がご飯を食べた後移動しようとしていたので俺たちも移動しようとした。
「よし、岩ちゃん俺たちも移動しようって岩ちゃん!何追加で頼んでるの!」
「わりぃ朝飯食べてなかったからお腹空いてて」
岩ちゃんは追加でバーガーを食べていた。俺はそれに力を抜かしてついていくのを諦めた。正直まだついていきたかったけどこれ以上見てても俺のメンタル持たないし。
「ん?及川もう着いていくのいいのか?」
「う、うん。俺もせっかくの岩ちゃんとのデートだからね」
「何言ってるんだボケ川」
俺らはもう少しショッピングモールで休憩し岩ちゃんが買ったバレーシューズを学校に置いていきたいということで学校へ向かうことにした。